秋の深まる箱根へ 養生館はるのひかり宿泊記
今日泊まる宿は箱根湯本駅から約1キロほど、旧東海道沿いにある「養生館はるのひかり」です。この宿は最近知ったのですが、歴史は古く、私の好きな「天山湯治郷」と縁のある宿でした。古民家を改装したような宿で、「何もしない一日」を過ごすことが目的の宿です。部屋の様子などを写真とともに紹介します。
=東京駅から箱根湯本駅=
東京駅から箱根湯本駅へは、ひとまず新幹線や、東海道本線で小田原駅まででて、そこから小田急線の箱根登山鉄道かもしくは路線バスに乗り継いで行くのが一般的です。新宿駅からは高速バスや直通で箱根湯本まで行けるロマンスカーがありますが、東京駅からだとやや不便。限定数ですが、大手町駅などメトロからロマンスカーも出ていますが、これは時間が合えば便利です。事前予約もできます。今回は小田原まで東海道本線で行き、箱根登山鉄道に乗り換えて箱根湯本まで向かいました。東京駅から箱根湯本まで約1時間45分。下の写真は小田原駅の箱根登山鉄道のホーム。
=箱根湯本からのアクセス=
箱根湯本駅から「養生館はるのひかり」へはBの早雲コース乗り合い100円バスで3停留所目まで乗るか(宿の前で降車できます)、路線バス、タクシーの他に徒歩でも行けます。距離にして1キロ。少々歩きますが、悪天候以外なら徒歩もお勧め。今回は箱根湯本駅から「養生館はるのひかり」まで歩いてみます。
詳細はこちら:徒歩で養生館はるのひかりへ=チェックイン=
チェックインは玄関を入ってすぐの部屋でお茶を(この日はショウガ茶)頂きながら行います。夕食と朝食の時間を決めて、一通りの説明を聞いたのち部屋に案内してもらいます。1泊なので荷物は少ないのですが、連泊するとなると今回宿泊した4階まで荷物をもっていかなくてはならないのですが、スタッフが手伝ってくれます。
詳細はこちら:チェックインのようす=館内=
増築を何度か行っていていくつかの建物に分かれています。チェックインをした建物と、宿泊、食事の建物は別になりますが、建物をつなぐ外の廊下には屋根がついているので、行き来するのに問題はありません。
詳細はこちら:館内のようす=読書室=
ゆったりしたソファと広い空間のある読書室には、飲み物(有料)やブランケットも備えてあります。読書室という名前がついているので、本もあります。本のチョイスは宿に左右されますが、ここ「養生館はるのひかり」には、健康に関する本が多く置かれていました。
詳細はこちら:読書室のようす=部屋=
今回宿泊したのは4階の一人部屋です。床がフローリングで大きな机があって、ゆとり感があります。ベランダもあって外にでると向こうに紅葉の山々が見えました。この部屋は連泊してのんびり過ごせる部屋になっています。4階ですが、下の階はないと思います。
詳細はこちら:客室のようす=アメニティ=
必要最低限のアメニティでしたが、設備は万全。空気清浄機や加湿器、扇風機、デスクスタンドなどがありました。宿のこだわりは手ぬぐいにみられ、「癒しの丁子染」のタオルがありました。お持ち帰りができるのかなぁ?と疑問に思ったのですが、聞きそびれてしまったため、宿に置いて帰りました。
詳細はこちら:アメニティ=部屋からの眺望=
ベランダにはベランダ用のサンダルがあって、外にすぐ出ることができます。ベランダには椅子もありました。外を見ると、手前には民家が見えますが、その奥には紅葉の山々が見えました。空気が気持ちよかったです。
詳細はこちら:部屋からの眺望=自動販売機=
自動販売機は大浴場を出て、少しはなれたところにあります。ビールとミネラルウォーターを取り扱っています。館内で取り扱う飲み物はこれ以外に読書室にあるコーヒーなどの飲み物です。ビール以外のアルコールなどは2,3軒隣にあるディリー山崎で調達できます。
詳細はこちら:館内の自動販売機=温泉大浴室=
大浴場は1階と2階にあって、男女入れ替え制です。1階は創業当時からあるお風呂で、2階は最近できて真新しく1階よりも2倍ほど広いつくりになっています。入れ替え制ですが、2階のお風呂は午後は女性、午前は男性です。女性はチェックインしたらすぐにお風呂を利用するのがお勧め。
詳細はこちら:温泉大浴室=夕食=
食材にこだわった食事ということで、宿泊前は期待感と、もし食べれなかったらどうしようという不安感が入り混じった気持ちでいましたが、余計な心配でした。調味料にもこだわりがあって、安心して食べることのできる夕食でした。自家栽培した野菜はどれも美味しく量もちょうどいいし、味付けも好みで完食しました。
詳細はこちら:夕食=朝食=
前夜の夕食が大満足だったので朝食も期待して席に着きます。朝から大好きな湯豆腐が出たのは嬉しい限り。朝食もごはんやお味噌など食材にこだわりがあって、お味噌汁はおかわりしたほど美味しかったです。
詳細はこちら:朝食行く前は一人で宿泊できるか少し不安がありましたが、チェックアウト時には次回はぜひ連泊したいと思う宿でした。