定山渓温泉 泊まってよかった宿 章月グランドホテル 源泉かけ流し スイーツ
定山渓温泉のホテル「章月グランドホテル」に宿泊してきました。はちみつバイキングが人気という宿で、実際に泊まって味わってきました。食事のことや、温泉、部屋のことなどを写真とともに紹介します。
- 湯ったりライナーで定山渓へ
- かっぱライナーは予約がおすすめ
- ツインの部屋の様子
- アメニティや部屋の備品など
- 部屋からの眺望
- 章月グランドホテルの食事
- 章月グランドホテルのはちみつバイキング
- 日帰り入浴もありの温泉大浴場
湯ったりライナーで定山渓へ
予約はできる?
新千歳空港から定山渓温泉へは直通バスの「湯ったりライナー」が便利です。ただ、一日一本のみの運行で座席の予約ができません。先着順です。窓口で過去に座れなかったことはないか尋ねたところ、「団体利用がない限り座れます」という微妙な回答。「今まで団体の利用はありましたか?」と質問したところその人が窓口を担当した期間中はなかったということです。
新千歳空港の乗り場
バスは国内線のビル前が始発で、次が国際線に停まります。下の写真は、国内線のバス乗り場にやってきた「湯ったりライナー」。定刻通りでした。時刻にならないと来ません。
乗車したのは平日で、国内線前からは3組、国際線ビル前からの乗車も3組ほどでしたが家族連れだったため多かったです。なにはともあれ乗車できました。午後2時頃出発して定山渓温泉に到着したのが午後3時半ころ。
「湯ったりライナー」以外の方法は?
「湯ったりライナー」以外でバスで定山渓に行く場合は2通りあります。どちらを使っても料金は約2千円ほどで、所要時間も待ち時間なしで約1時間40分位です。
- 真駒内まで行って、定山渓行きのバスに乗り継ぐ。新千歳空港から真駒内までは30分から1時間間隔でバスが発着してます。所要時間は約1時間で1200円。真駒内はバスターミナルがあってトイレもある屋内で乗り継ぎのバスを待つことができます。真駒内からはおおよそ30分間隔で定山渓行きのバスが発着してます。乗車は40分位。料金は620円。
- 札幌まで出て、札幌から「かっぱライナー号」という直行バスで行く。札幌まで行くのに新千歳空港から早くても35分くらいかかるし、料金は約1000円。ただ、「かっぱライナー号」は予約ができるのでスケジュールが立てやすいです。30分から1時間間隔で発着。乗車は1時間程度。料金は大人960円。
尚、章月グランドホテルの最寄りのバス停は「定山渓神社前」で、バス停から章月グランドホテルはバス通りを渡った目と鼻の先。玄関まで100mほどです。とても近いですが、冬は歩道に雪があるためキャスターバックだとコロコロして歩くのはキツイです。定山渓の多くの旅館では札幌間の無料送迎バスを行ってますが、章月グランドホテルは送迎バスがありません。バス停が近いので送迎バスのサービスがない代わりに、バスの時刻前後までラウンジのが利用できます。
かっぱライナーは予約がおすすめ
チェックアウト後、帰りは札幌に行くために直行バスの「かっぱライナー号」を利用しました。どの旅館もチェックアウトが10時頃のため10時台は混み合います。乗車は予約優先となりますので、利用が決まっていたら早めの予約をお勧めします。この日は平日でしたが満席で、予約なしでは乗車できませんでした。予約はひと月前からネットでできます。支払いは降車時に現金・交通系電子マネーで支払えます。運行会社はじょうてつバスで、新千歳空港から発着している「湯ったりライナー」とは別会社になります。
ツインの部屋の様子
章月グランドホテルには、和室・洋室・和洋室という部屋タイプがあります。今回は温泉大浴場と同じ階にあるというツインの洋室の部屋に宿泊しました。移動が楽で正解。(バリアフリーではありません。大浴場に行くまで段差が2か所あります。)
4階には和室が1室あるようでした。その他はすべてツインの部屋です。約32平米という広めの部屋で、窓際には大きなソファがあります。ラゲージチェストやデスクなどもあり機能的です。部屋は最近リノベーションしたらしく水回りやトイレなど一部昔の名残を感じる箇所があります。床がフローリングで裸足でくつろげました。
アメニティや部屋の備品など
章月グランドホテルのアメニティには、たび靴下や女性用の基礎化粧品もあって便利でした。浴衣以外に部屋・館内着として作務衣があったのが高ポイント。髪留めやコットン、ブラシなど一通り揃ってました。お茶請けや空の冷蔵庫、金庫もあります。また、部屋の鍵を2つ用意してくれて、勝手がよかったです。不便だと思うことはなく、快適でした。詳しくはこちら:章月グランドホテルのアメニティ
部屋からの眺望
章月グランドホテルの建物は8階建て。フロントは5階、温泉大浴場は4階にあります。どの窓もきれいに清掃されてました。眺望はどの部屋も川側に面していて下を見下ろすと豊平川の景観が楽しめます。左側方向を見ると大型旅館の「鹿の湯」が見えました。宿泊した翌日から大雪になり、窓の外をちらちら降る雪を眺めながら温泉に入ったり、暖炉のあるラウンジで豊平川を見ながらくつろいだり、眺めを楽しみつつくつろぐにはもってこいのホテルでした。
章月グランドホテルの食事
章月グランドホテルの食事は夕食と朝食のみで、ランチ営業はありません。宿泊者のみ利用できます。
和食懐石の夕食
夕食会場はテーブル席のある6階のレストランで、他の宿泊客と同じ食事処で頂きました。料理内容は和食懐石仕立てで、食事のペースに合わせて料理が運ばれてきます。四半期ごとにテーマが変わるようで、今回は昭和を懐かしむメニューのようでした。
食後にもスイーツサービス
食事の最後にデザートと飲み物が運ばれてきますが、食後にもラウンジでケーキなどの甘味と飲み物のサービスがあります。夕食と朝食の後にラウンジでブッフェスタイルで好きなものを好きなだけいただけます。スイーツ好きにはたまらないお宿です。
ボリューム満点の朝食
朝食は、夕食とは別の会場の、川が見下ろせる食事処で頂きました。和食御膳になります。サラダや飲み物、蕎麦がブッフェスタイルになっていて、かなりボリュームがあります。ゆったりとしたテーブル席で堪能しました。
チェックアウト後もスイーツをいただけます
朝食後にもラウンジでスイーツがいただけます。このスイーツのサービスは10時過ぎまでやっているので、チェックアウト後もバスの時間まで飲み物をいただきながら待つことができました。
章月グランドホテルのはちみつバイキング
章月グランドホテルといえば「はちみつバイキング」。宿泊者は無料、宿泊者以外は1000円ほどで利用できます。日帰り温泉も行っているので、入浴後にラウンジで「はちみつバイキング」を利用するのもおすすめです。
はちみつの種類
バイキングのはちみつは10種類ありました。国産から外国産まで、どれも味がちがうので、たのしめました。
トッピング
はちみつはそのままではなく、クラッカーなどにつけていただきます。その日によって、トッピングが変わるようですが、訪れたこの日はクラッカーとヨーグルトがありました。
飲み物
はちみつ以外に飲み物の自由にいただけるように冷たい飲み物、温かい飲み物などいろいろ用意されています。この日は、オレンジジュースやウーロン茶などありました。
ラウンジ
はちみつバイキングのあるラウンジは広くて、大きく3つくらいのエリアに分かれています。川沿いの席、暖炉のあるエリア、本などが並ぶライブラリースペースです。どのエリアもゆったりしていて、ソファもあります。チェックインとチェックアウト前後は多少混み合いますが、それでも広いためゆっくりできます。
日帰り入浴もありの温泉大浴場
温泉の泉質
温泉は源泉かけ流し。なかなか良いお湯で、泉質は近辺の温泉宿と同じようでした。
ロッカーやタオルなど
大き目の鍵付きロッカーがあり、フェイスタオルも備え付けがあります。バスタオルはないので部屋から持参します。夕食前の利用客が多い時間帯は、フェイスタオルがなくなってしまったことがあるので、念のためフェイスタオルも部屋から持参した方がよいと思います。更衣室のドライヤーは3台。化粧台が3つしかありませんが、隣に女性専用の休憩室にも化粧台があります。
温泉からの眺め
2つある露天風呂は渓谷側にあって、眼下に川が見れます。フェンスがあるので隙間から見れる感じです。早朝と午後1時に男女入替があります。女性用は午後が露天風呂が岩風呂の方で、朝は露天風呂が階段下にある方になります。
休憩スペース
大浴場の隣には自販機や休憩のできるスペースがあります。休憩スペースはマッサージチェアのある部屋、自販機のある部屋、女性用の3つです。このほか、ラウンジでも休憩できます。 下の写真は自販機のある休憩室です。
章月グランドホテルは「スイーツ好き、温泉は源泉かけ流し、食事は和食好み」の人に特におすすめの宿でした。日帰り利用にもおすすめしたいです。