修善寺温泉の人気温泉旅館「菊屋」に宿泊
修善寺温泉で人気の温泉旅館「湯回廊 菊屋」に宿泊してきました。秋の紅葉の時期に新設された「風の語り部」、春には「水の語り部」に宿泊しました。泊ったときの様子を写真とともに紹介します。
菊屋はバス停目の前でアクセス良好
修善寺駅から修善寺温泉までの移動はバスかタクシーになります。タクシーは修善寺駅前から乗車して約1,330円。バス利用だと乗車約10分、220円です。2022年の春から交通系ICが使えるようになりました。バスの本数は多い方ではないのであらかじめ時刻を確認して予定を立てた方が時間とお金を有意義に使えます。
菊屋はバス停の目の前にあります。下の写真の左側がバス停、右側に菊屋の玄関が見えます。バスは東海バス
菊屋のフロアマップ
菊屋の創業は古く、歴史ある建物を元に増築して2つの建物が新設されるなど館内は広いです。下は菊屋のフロアマップ。
主に次の宿泊施設があります。
- 花の語り部:本館・歴史あり
- 月の語り部:本館・歴史あり
- 草庵:源泉かけ流し露天風呂
- 風の語り部:2021年新設
- 水の語り部:2021年新設・半露天風呂
風の語り部は無料ドリンクつき
風の語り部は2021年にオープンした2階建ての建物。1階と2階に10部屋づつあります。和室にベッドを配置した部屋で機能的な部屋です。宿泊した時は新設されてまだ1年も経ってなく、とてもきれいでした。
風の語り部の宿泊客だけが利用できる無料のドリンクサーバーが人気です。下の写真がドリンクサーバーのあるラウンジ。生ビールやレモンサワー、角ハイボール、オレンジハイボールのアルコールの他にコーラなどのソフトドリンクもあります。
無料ドリンクと半露天風呂の水の語り部
水の語り部も風の語り部と同時期に新設された宿泊施設です。無料ドリンクのサービスもあります。部屋には半露天風呂がついていて、いつでも部屋で温泉が楽しめます。
この部屋の半露天風呂は自分で温泉を溜めるタイプ。湯舟が大きいので溜まるまで時間がかかります。木窓を開けることもでき、下を流れる川など景色も楽しめます。
人気は無料の貸切温泉風呂
菊屋で人気があるのは無料の貸切風呂で、全部で4か所あります。2か所は室内でもう2か所は露天風呂です。空いていればいつでも利用可能。下の写真は露天風呂。
2か所ある露天風呂は「月」と「星」という名前がついてます。隣り合わせで並んでいるため景色の差はさほどありません。湯舟の形が円形(月)か六角形(星)になります。サイズはほぼ同じで大人2人でちょうどよい大きさ。循環装置やろ過あり。塩素系薬剤で消毒をしてますが、匂いは分からないぐらい微量に感じます。
もう2つの貸切風呂は建物の地下にあります。眺望はなくあまり人気がありませんが、翌朝に貸切風呂にはいるなら地下にある貸切風呂「古代の湯」のほうがお湯がきれいなのでおすすめです。下の写真は「古代の湯」
夕食は趣肴会席
菊屋の夕食は選べる趣肴会席。メインや食事を2・3択から選べます。連泊の場合2泊目以降は料理長お任せになり選択はありません。
席はほとんどがパーテーションで区切られているか、個室です。ごく一部ですがパーテーションのない席もありますが希望はできません。下の写真は個室の様子です。外は庭とその先に民家が見えます。隣の部屋とは板1枚で仕切られているだけなので話し声は聞こえます。
下の写真は秋に宿泊した時の夕食。見た目にも秋を感じます。
ところで、夕食の時間はいくつかに分かれていてチェックイン時に希望の時間帯を選べますが先着順です。早い時間(17:30)の方が人気です。遅い時間は19:30や19:45に開始の為おしのぎがあります。この日のおしのぎは18時から30分間。「静岡おでん」が振舞われました。
和洋どちらか選べる朝食
朝食は夕食と同じ食事処で、和食か洋食の御膳を頂きます。朝食も席の希望はできません。また、朝食の時間も夕食と同様先着順で、夕食時に決めますがどうしても希望の時間があればチェックインの時に相談したほうが確実です。下の写真は和食膳。
下の写真は洋食膳。どちらかというと洋食の方が好みでした。
連泊の場合朝食にはデザートにフルーツが頂けます。