• 空港に行くなら事前に知っておきたい~空港ラウンジ

    空港ラウンジとは飛行機に乗る前、または乗った後に休憩ができるカフェのような場所です。無料でソフトドリンクや雑誌、新聞、フライト情報などのサービスがあります。コンセントを備えたテーブルがあってノートPCで作業したり、スマホに充電なども気軽にできます。無料で空港ラウンジを利用するには条件があります。

    1. 空港ラウンジの種類提携クレジットカード会社のラウンジ航空会社が運営するラウンジ空港ビル会社などが運営するラウンジ
    2. 国内の空港ラウンジ一覧

    空港ラウンジの種類

    空港ラウンジは運営母体などにより大きく3つに分類でき、各ラウンジには独特の利用条件や利用方法があります。

    提携クレジットカード会社のラウンジ

    カードラウンジと呼ばれています。 クレジットカードによって利用できる空港ラウンジに違いがありますが、基本的にゴールドカード以上のクレジットカードと当日の搭乗券があれば無料で利用できるラウンジです。 提携クレジットカード会社のラウンジがある空港は国内に約31空港あります。

    羽田空港 POWER LOUNGE NORTH

    カードラウンジのサービス

    無料のサービス:ソフトドリンク・雑誌・新聞・フライト情報など 有料のサービス:アルコール・おつまみ・弁当・シャワーなど 有料サービスはラウンジによって異なりますが、無料サービスは同じです。さらに詳しいサービスや利用法はこちらのページで紹介してます:カードラウンジ利用法

    カードラウンジ利用が無料になるゴールドカード

    カードラウンジは1度の利用で約1000円前後かかるため、年に何度も利用するならゴールドカードの年会費を支払った方が安くなります。どのゴールドカードにすべきかですが、年間の利用頻度や利用する空港によって選ぶべきカードが変わってきます。ラウンジが利用できるカードは200種以上もあります。こちらのページでその中で年会費が最安のゴールドカードを紹介してます:空港ラウンジが無料で利用できる年会費3千円以下のカード比較

    航空会社が運営する空港ラウンジ

    日本の航空会社だと、ANAまたはJALが独自にラウンジを運営していています。カードラウンジとは場所や利用条件が異なり、カードラウンジよりも高級感があります。

    航空ラウンジの種類とサービス

    ANA・JALの空港ラウンジは2種類あります。 一つは国内最高ランクのラウンジで、ファーストクラスや上級会員専用の「ANA SUITE LOUNGE(ANAスイートラウンジ)」や、JALの「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」です。このラウンジではアルコールを含む飲み物の他に、軽食も無料で提供されています。 もう一つのラウンジは上記のラウンジよりもよりカジュアルなラウンジで、「ANA LOUNGE(ANAラウンジ)」や、JALの「サクララウンジ」があります。このラウンジでは、ソフトドリンク、アルコール類、新聞、雑誌が無料でサービスされます。利用基準は上記のスイートラウンジよりも低くなりますが、カードラウンジよりもプレミア感があります。

    ANAとJALの空港ラウンジ一覧

    ANAもJALもどちらも同じ空港に別々にラウンジがあります。日本国内では全部で次の16か所。 羽田、新千歳、仙台、小松、伊丹、関西、岡山、広島、松山、福岡、熊本、鹿児島、那覇、成田、名古屋(中部)、宮崎空港 このうち、最上位ラウンジは次の5か所です。 羽田、新千歳、伊丹、福岡、那覇空港

    ANA・JALのラウンジを利用するには・利用条件

    ANAまたはJALのラウンジを利用するには、カードラウンジよりもハードルが高くなります。例えば、 ●ファーストクラスもしくはビジネスクラスの利用 ●1年間に最低30,000マイルの利用歴(沖縄-羽田約8往復)とラウンジ利用料を2,000マイル支払う ●年会費77,000円のクレジットカードに入会する(ANA) など。

    羽田空港のANA・JALのラウンジは3000円で利用可能

    羽田空港のANA・JALのラウンジのみ約3000円で利用可能で、事前予約が必要です。予約方法:

    1. 各航空会社のHPで航空券を予約する
    2. 予約した行にオプションが表示されるのでそこからラウンジ利用の予約を前日まで行う
    3. 搭乗当日にチェックインカウンターで予約している旨を伝える
    4. 現金で支払う(現金のみ、マイレージが加算される)
    ※羽田発の航空便のみ予約可能。 ※当日の使用状況により利用できないことがあります。
    保安ゲートが専用のゲートになります。必ずチェックインカウンターに立ち寄ってください。不明点は搭乗する航空会社の業務員に声をかければすぐ案内してもらえます。

    よくある疑問

    ◆エコノミーでも利用できるか?

    唯一、羽田空港の航空ラウンジは当日搭乗する場合に限り事前予約と約3000円を支払うことで利用できます。上記の「羽田空港のANA・JALのラウンジは3000円で利用可能」を参照してください。 ◆他社便で利用できるか? 例えば、ANAに搭乗してJALのラウンジを利用することはできません。 ◆到着後に利用できるラウンジ 到着後に利用できる航空ラウンジはありません。ANAもJALもラウンジは保安検査所通過後にあるため出発前のみ利用が可能です。

    空港ビル会社などが運営するラウンジ

    クレジットカード会社や航空会社との契約はなく、空港ビル会社が独自に運営するラウンジです。飲物、雑誌、新聞が無料。充電のできる座席が用意されています。日本国内には以下の8空港ほどあります。(2020年1月調べ)


    女満別空港:700円/H,前
    帯広空港:500円/H,後
    釧路空港:500円/H,前
    山形空港:無料/H,前,事前登録制
    福島空港:500円/H,前
    成田国際空港:1220円,後,★下部参照
    関西国際空港:315円/30分,前,24時間営業
    佐賀空港:300円,前,割引あり

    表の見方: ・料金は大人/Hは時間 ・前は保安検査通過前 ・後は保安検査通過後または出国手続き後

    ★成田国際空港には国内線と国際線に合わせて少なくとも20以上のラウンジがあります。そのうち誰でも料金を払えば利用できるラウンジが出国手続き後エリアにある「Narita TraveLounge (ナリタ トラベラウンジ)」になります。搭乗前のみ利用可。クレジットカード利用はできません。 無料サービス:ソフトドリンク、新聞・雑誌、充電、フライト情報、電話ブース 有料サービス:アルコールと軽食など

    国内空港ラウンジ一覧

    日本国内には約100の空港があり、民間航空機が就航している空港は75あります。このうちラウンジのある空港は40程。

    (2020年1月調べ。団体用の待合室や会議室を除いて、個人向けに飲み物などのサービスを行うラウンジがある空港の数)
    表中の記号: [カ]カードラウンジ(31空港) [航]航空会社ラウンジ(16空港) [独]その他のラウンジ(8空港)


    北海道: 新千歳[カ][航]、旭川[カ]、函館[カ]、釧路[独]、女満別[独]、帯広[独]
    東北: 青森[カ]、仙台[カ][航]、秋田[カ]、山形[独]、福島[独]
    関東: 成田[カ][航]、羽田[カ][航]
    中部: 新潟[カ]、富山[カ]、小松[カ][航]、静岡[カ]、セントレア[カ][航]
    関西: 伊丹[カ][航]、関空[カ][航]、神戸[カ]
    中国: 米子[カ]、出雲[カ]、岡山[カ][航]、広島[カ][航]、山口宇部[カ]
    四国: 徳島[カ]、高松[カ]、松山[カ][航]
    九州: 福岡[カ][航]、北九州[カ]、佐賀[独]、長崎[カ]、熊本[カ][航]、大分[カ]、宮崎[航][独]、鹿児島[カ][航]
    沖縄: 那覇[カ][航]
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