越後湯沢の観光はロープウエイで「湯沢高原」へ
越後湯沢駅から600m程の所にある「湯沢高原」に行ってきました。冬は湯沢高原スキー場として人気ですが、夏は植物園や展望台、ボブスレー、トレッキング、BBQなど、見どころと遊び処がいっぱい。子供から大人まで楽しめます。
湯沢高原ロープウエイ
「湯沢高原」は標高1000mの山の上にあって、湯沢高原ロープウエイで向います。往復で大人2000円。(2019年8月時点)割引券利用で200円引き割引券は越後湯沢駅内の観光協会や各宿泊施設にあります。ロープウエイでは一度に166人も乗れて、片道約7分。1300mの空中散歩です。
湯沢高原ロープウエイ乗り場まで
越後湯沢駅から湯沢高原ロープウエイ乗り場までは約600mで夏季はバスの運行がありません。徒歩や駅前からタクシー利用になります。徒歩の場合、約8分ほどです。道中、歩道が狭くガードレールもないため、小さなお子さんがいる場合はタクシー利用が便利。 車の場合、湯沢高原ロープウエイ乗り場(山麓駅)に無料の駐車場があります。車で山頂まで行くことはできません。駐車場は、山麓駅のある建物の裏手にあって、屋根なし、砂利になります。
湯沢高原ロープウエイの中
下の写真はロープウエイの外観や中の様子。椅子は前後と側面片側にあるのみ。大人数乗れますが、低い位置につかまるところが少ないです。
ロープウエイは20分置きに出発していて、乗車は出発の5分前から。それまでは、イスが用意されていますが、入場口から少し離れています。必ず座りたい場合は、入場口で立って待つことをおすすめします。
ロープウエイステーション
ロープウエイで山頂に行く前にチェックしたいのが山麓駅内にある湯沢マルシェ。特に、帽子や虫よけなどその日のコンディションに応じたグッズなど、必要になりそうなものが揃ってます。山頂駅にグッズの販売はほとんどありません。
この山麓駅には、新潟土産の販売やカフェ、「コマクサの湯」などがありますが、冬はレンタルスキーを行っていて、コインロッカー、更衣室もあります。
湯沢高原距離つき簡易マップ
湯沢高原のマップは公式サイトでダウンロードができます。距離や傾斜などを追加した簡易マップを作りました。ボブスレーのコースやアルプの里、ゴーカートの広さはイメージになります。距離感を参考にしてください。尚、やまびこリフトの全長は片道約200mほどです。
無料シャトルバス
山頂駅を降りて、レストラン「エーデルワイス」や、ボブスレー、アルプの里に行く場合無料シャトルバスの利用が楽です。というのも、エーデルワイス方面は200mほどの緩やかな登りになっているからです。無料バスは20分間隔で運行してました。下の写真は、エーデルワイスから山頂駅までのバス。バス専用の道と、徒歩専用の道があって、8月にはこの道沿いにユリの花が咲きます。とはいっても、旬の時期は短く、8月18日に訪れた時は既に終わってました。
やまびこリフトは無料
アルプの里まで行くには「やまびこリフト」が便利です。無料で使えて、待ち時間もほとんどありません。下の方を見ると、ボブスレーのコースが見えたりします。距離は約200m。風があると帽子が飛ばされるので注意。
サマーボブスレー
サマーボブスレー乗り場は、やまびこリフトの隣にあります。大人1回800円。子供500円。乗り場近くの自販機でチケットを購入します。子供と2人で乗ることもできます。ロングのワンピースで利用している人もいて気軽に乗れそうな印象。で、乗ってみました。距離は700mくらい。ブレーキは自己責任で、スピードを出そうとおもえば出せますが、前方がいるとそうもいきません。スカートやヒールのある靴でも乗れますが、動きやすい服装の方が楽しめます。子供なら何度も乗りたいと思うかも。楽しかったです。
サマーボブスレーの混雑具合
8月の日曜日に利用しようとしたところ、11時半頃で40分の待ち時間でした。下の写真は日曜日12時頃の様子で、行列はさらに延びてました。この時点で1時間待ちぐらい。
下の写真は日曜日の午後1時半頃のボブスレーの行列。30分待ちくらいの行列で、12時頃よりも行列は短くなってました。
この日は、11時半くらいから早めの食事をゆっくりとって、午後1時くらいからボブスレーを利用した方がよかったのかなぁと思いました。 平日は11時台が混み合っていて約20分待ち。午後1時過ぎに見ると、待っているのは5,6人ほどでした。(下の写真)
高山植物園「アルプの里」
「アルプの里」は池の周りや、ロックガーデンに散策路が整備されていて歩きやすいです。1時間もあれば全部周れます。
池の隣にはハンモックがあったり東屋があります。また、隣接して、アスレチックやヤギ小屋、ジェラードハウスの「ガレバハウス」があります。
木陰にイスとテーブルのある休憩処が2か所ほどあって、お弁当を持ってきて食べている家族連れがいました。また、ペットの散歩をしている人も。晴れたこの日、いろんな人が高原で思い思いの休日を過ごしていました。
湯沢高原の食事処
雲の上カフェ | レストラン「エーデルハウス」 | ピザ「アルピナ」 | ジェラード・軽食「ガレバハウス」湯沢高原にはレストランやカフェが4か所あって食事には困らないと思います。ただ、土日の11時~14時はとても混み合います。平日は少し時間をずらすだけで快適。
雲の上カフェ
雲の上カフェはロープウエイを下りた、山頂駅に隣接したところにあります。見晴らしがよく、飲み物とスイーツがメインのカフェです。
新潟限定の生ビールは小サイズで300円。飲みやすい軽いテイスト。笹団子は抹茶とセットで300円。クレープは種類が多くてかなり迷いました。ブルーベリー生クリームアイスクレープ580円。魚沼産の米粉を使ったもちもちのクレープです。支払いは現金のみでした。
レストラン「エーデルハウス」
レストラン「エーデルハウス」は和洋のメニューが揃うファミリーレストラン。メニューを決めて入り口の販売機で購入します。レストランは9時から夕方頃までオープンしてますが、食事の提供は11時から午後3時までです。
以下、主なメニューです。
- ざる蕎麦900円・天ざる1300円
- ハンバーグ定食1300円
- 越後もち豚マイルドカレー900円
- カツサンド800円
- ケーキセット700円
- ホットコーヒー400円
- ジュース・ソフトドリンク300円
- 生ビールジョッキー650円
- ワインハーフボトル1000円
- 地酒1合500円
ピザ「アルピナ」
ピザ「アルピナ」は「雲の上のカフェ」と目と鼻の先にあります。天気の良い日は店先にテーブルとパラソルが用意され、テイクアウトのピザやソフトクリームなどを頂くことができます。食べログでは3.4と良い評価。この店も他の食事処と同様に土日の11時から14時はとても混み合います。1階が化粧室で2階に席があり、階段のみです。1人や2人だと小さなテーブルに通され、店内はギューギュー。窓側の広い席が空いたので希望をしたところ、「他にもお客様がいて混み合ってるのでそちらでお願いします」とのこと。予約や希望はできません。下の写真は日曜日の1時半と月曜日の1時半頃の様子です。
日曜日は店内も混んでましたが、外のテーブルも満席。子供は木陰を探して地べたに座って食べていました。土日の場合、11時前までに入店すれば空いてます。この日の営業は午後4時に閉店。支払いには各種クレジットカードが使えます。
ジェラード・軽食「ガレバハウス」
「ガレバハウス」は「アルプの里」にあります。リフトを乗って、ガーデンの先。湯沢高原の飲食店の中で一番奥にあります。通常はジェラードや飲み物だけですが、季節限定で軽食も扱ってます。化粧室は同じ建物内にあります。綺麗な建物で最近建てられたような印象を受けました。2019年の夏季限定の軽食(一例):
- フライドポテト ¥400
- オニオンリング ¥500
- ちょびチキ ¥500
- フレンチトースト ¥650
隣接してグランピングが2つ設置されています。事前予約が必要で、BBQもついてきます。BBQは「ガレバハウス」の横にあるテントで。 一人3,000円。詳細は事務局へお問い合わせを。 晴れた日は一日遊んでいたいと思いますが、滞在できるのはロープウエイの運行時間内のみ。夏季は午後5時までです。朝は8時40分から営業しているので早めの行動がおすすめです。(2019年8月時点)