納沙布岬観光 「灯台」や「食事処」納沙布岬周辺の観光情報
霧が多く発生する6月に納沙布岬へと行ってきました。この日の天気予報は『晴れ』ですが濃霧注意報がでてました。霧で空は見えません。ここ数日似たような天気です。外は寒く、6月下旬で夕方4時の気温が13度でした。ダウンジャケットを着ている人が多数。 過去の天候を調べると、初夏から夏にかけて根室は濃霧の日が多かったです。天気が良いのは冬です。
納沙布岬の地図
根室駅前の根室観光センターで頂いた地図をもとに納沙布岬周辺の資料館などを見学することにしました。 HPからはカラー版がダウンロードできます。
納沙布岬へのアクセス
- バス: JR花咲線根室駅から根室交通バス納沙布線(毎日4-5便)で44分、納沙布岬下車
- 車:根室ICから約26キロ、30分
納沙布岬の駐車場
納沙布岬の駐車場は上の地図の中央ほどにあるPの辺り。駐車場から納沙布岬灯台まで約500m、徒歩6~7分くらいかかります。駐車料金は無料です。
駐車場から近い建物が「北方領土資料館」です。下の写真の正面に見える建物。バス停はこの建物付近にあります。公衆トイレは「北方領土資料館」の左にある建物。
納沙布岬周辺
まず海の方を見ると「四島のかけ橋」という建造物。炎が燃えていました。
左手には民宿ノサップという建物があり、車が駐車されていましたが営業しているか不明です。
この駐車場を背にして振り返るとガソリンスタンドの跡地があって、
その隣にカニを販売するお店「浜出商店」がありました。
下の写真は駐車場入口にあった電話BOX。
オーロラタワー
海と反対側を見ると「オーロラタワー」という高い塔が立ってます。オーロラタワーは地上96mの展望台で、北方領土を一望できます。駐車場から見えるのですぐ近くだと思い徒歩で行きましたが、200m程ありました。
- 1987年7月19日落成式
- 展望室まではエレベーターで移動
- 休館日多し
- 館内にトイレなし
オーロラタワー入口
お休みでした
料金は大人500円、子供300円、幼児は無料
食事処
海鮮料理「東光」という食事処が「四島のかけ橋」近くにあります。かにの鉄砲汁が無料サービス。花咲ガニを使った料理などあり。かにラーメン1000円~など。
灯台近くに「請望苑(せいぼうえん)」。看板メニューは「オホーツクラーメン」(770円)。
このほか「鈴木食堂」(さんま丼)や「東灯〜ともしび〜」など。日本最東端「納沙布岬灯台」
日本の本土最東端にある灯台と言えば、「納沙布岬灯台」。日本で一番早く朝日が昇る納沙布岬に建ってます。北緯43度22分58秒、東経145度49分16秒に位置します。
- 灯台の中には入れません。
- 野鳥観察用ハイドは開館時間あり。冬季は閉鎖。
納沙布岬灯台
灯台の左手は通行禁止
海側に野鳥観察用ハイド
野鳥観察用ハイドの中
最東端の眺め
ラッコやクジラが現れるそうですが、この日は見れませんでした。
北方館 望郷の家
「北方館 望郷の家」は2つの建物からなって、2階で繋がっています。入り口にはスロープがあります。 資料が展示されている2階から1階までもスロープになっていました。見学しやすいように工夫されてます。
- 水洗のトイレ完備
- 「われらの 北方領土」(110ページ)無料配布
- 貝殻島灯台が肉眼で見える
右側の建物が「北方館」
左側が「望郷の家」
2階から1階もスロープ
2階展望室
貝殻島灯台の資料
望郷の家の前
「北方館 望郷の家」の前に島や灯台までの距離や方角がありました。こんなに近いのに日本ではないのが悲しいです。なんでこんなことになってしまったのか、歴史を勉強するよい機会となりました。
「北方領土資料館」
「北方館 望郷の家」と似ていて「北方領土資料館」も北方領土に関する資料が展示されていますが、内容は異なります。
北方領土資料館
入口「日本最東端のバス停 待合所」
1階には根室に生息する動物や魚介類の展示
色丹神社(しこたんじんじゃ)の模型
北方領土を舞台にしたアニメ映画の紹介
映画「生命(いのち)の冠」の紹介
海底電信線
戦前に歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島には65の神社がありましたが、そのうちの11の神社が現在、根室金刀比羅神社に預けられているそうです。
「生命(いのち)の冠」は、戦前に国後島で撮影され1936年に公開された日活の映画です。
ゆっくり見てまわるとそれなりに時間がかかりますが、今回は時間がなくて20分くらいでササっと見てまわりました。「北方領土資料館」も「北方館 望郷の家」と同様に見学してよかったと思いました。
納沙布岬から見えたもの
海の向こうに煙突のような建造物がうっすらと見えたので、写真を撮りました。
写真を撮ったときは知識がなく分かりませんでしたが、「北方館」の説明でこれが「貝殻島灯台」ということが分かりました。
日本政府が造った灯台で、昭和12年4月1日に初点とのこと。 傾いていますが、ロシア管轄ということで改修ができないそうです。 とても悲しそうに建ってました。
納沙布岬観光の滞在時間
滞在時間を集計すると1時間未満が大多数で、続いて1時間から2時間です。
今回時間がない中、急いで全ての施設を見て回って1時間かかりました。