日本一早い紅葉を見に層雲峡へ 黒岳ロープウエイなど層雲峡人気観光スポット周遊
9月下旬に層雲峡へ日本一早い紅葉を見に行ってきました。ロープウエイとリフトを乗り継いで黒岳の7合目まで行くと辺り一面紅葉していて、山頂は初雪が降り既に冬のようでした。7合目から頂上までは登山道を3.5Km、1時間半ほど歩いて行くことになりますが、今回は7合目にある「黒岳カムイの森のみち」という遊歩道を歩き、あまりょうの滝展望台に行きました。温泉街の紅葉はまだまだこれからという様子でした。
旭川空港からレンタカーで層雲峡へ
旭川空港からはレンタカーで層雲峡まで約2時間のドライブ。今回利用したのは、カーレンタル北海道という会社です。なかなかしっかりした会社で、もともとは整備工場を運営しているとのことで、車のメンテはばっちり。クーポン利用でとてもお得でした。
層雲峡温泉街
山に囲まれたふもとにある層雲峡温泉街はこじんまりとした小さな町です。飲食店などは数える程度しかありません。中心部の商店街には飲食店や宿泊施設が並んでいて、今回はランチタイムに「山のイタ飯・ビアグリル キャニオン」と、「ラーメンハウス 登山軒」にお邪魔しました。
層雲峡黒岳ロープウェイ
せっかく行くならガイド付きがよいかもということで、「おはようロープウェイ」というツアーに参加して黒岳5合目まで行きました。ロープウェイの始発は6時で、天候の良い日は始発に乗ろうとする登山客で行列になりますが、ロープウェイを運営するりんゆう観光主催のツアーに参加すると始発に乗ることができます。もし雲海を見たい場合はこちらのツアーがおすすめです。ツアー終了後にリフトに乗って7合目と向かいました。
観光の拠点に朝陽亭に宿泊
層雲峡の宿泊に選んだのが野口観光の「朝陽亭」です。夕食が個室でいただけるプランがあるのと、姉妹店の朝陽亭リゾートのお風呂も利用できるというのが、決め手でした。商店街から離れてますが、このホテルの目の前にはホテル大雪があって、目の前の道をまっすぐ行くと、紅葉谷にぶつかります。
銀河の滝・流星の滝
層雲峡観光の王道といえば「銀河の滝・流星の滝」だと思います。温泉街から3キロほどのところにあり、徒歩できている観光客もちらほら見かけました。2つの滝が同時に見れるという、「双瀑台」にも行ってきました。双瀑台は片道20分の山の中腹にある展望台です。歩道が施設されてますが、急な階段で体力がいります。10分ほど行った中間地点にも展望台があり、そこからも2つの滝を見ることができました。
紅葉谷
約700mの散策路で往復約45分かかるそうです。散策路の終点には紅葉滝があるそうですが、入り口の「クマに注意」という看板を見て散策を断念しました。土日の人の多い時なら行ったかもしれませんが。紅葉谷では紅葉の始まる頃にイルミネーションが行われ、温泉街からシャトルバスが出るということです。
「景勝地」大函
大函は大きな岩の絶壁が川の向こうにそびえる景勝地で、以前は橋を渡って、小函や銀河の滝までサイクリングなどができたようですが、現在は落石などの影響でどこも閉鎖されています。辺りには景勝地がたくさんあるので残念ですが、大函が見れただけでもよかったです。天気がよければお勧めの観光スポットです。
大雪湖・大雪ダム
層雲峡の温泉街から10kキロほど東へ行ったところにあるのが大雪湖で、大雪ダムがあります。この湖は人造湖とのこと。遠くに銀泉台が見えます。行った日は紅葉の銀泉台に雪が積もっているのが見えました。大雪ダムの管理事務所はトイレ完備で、ダムカードの配布がありました。
天気に恵まれ黒岳の紅葉と絶景を堪能することができました。また、層雲峡の源泉かけ流しの温泉もたっぷり楽しみました。