第3回:石狩から増毛へ|雄冬岬と銀鱗の滝、甘えびグルメに癒される旅
前回に続いて、白銀の滝からさらに北上するドライブ旅。今回は、海沿いの絶景「雄冬岬展望台」でのんびり散策し、名物の甘えびグルメに舌鼓。そして最後は、2016年に廃線となった「旧増毛駅」で、少し懐かしい鉄道の記憶にふれてきました。
散策も楽しい「雄冬岬展望台」
「雄冬岬展望台」は、白銀の滝からさらに北へ2kmほど。海岸線から山側へ入っていく道は舗装されていて、ドライブでも安心です。駐車場とトイレも整っており、ちょっとした散策にもぴったり。下の写真は展望台へ行く道のりで撮ったものです。ここを目指してドライブ。
ここからは、写真を横にスライドしてご覧ください。
広い駐車場で、大型の車でも停められそうです。
駐車場脇にはおトイレも完備。
案内図の右側にある駐車場から歩道階段を歩き雄冬岬展望台へと向かいます。
この階段を上がっていきます。
階段の段差はさほどありません。
途中に展望台があります。展望台は窓ガラス越しの撮影となるため、この展望台で写真が綺麗にとれます。
展望台の入口に到着しました。
建物の中に入るとらせん階段があり、これを登っていきます。。
天気がよかったので、景色もよく見えました。
「雄冬岬展望台」の先にも階段歩道がありましたが、立ち入り禁止でした。
案内図では、歩道階段の距離があるように見えますが、駐車場から展望台まで行き、戻ってくるまで約20分ほどでした。展望台の滞在時間は2,3分です。
「レストハウス雄冬」で味わう!増毛の甘えびグルメ
お昼に立ち寄ったのが「レストハウス雄冬」。地元でも評判の人気店で、増毛名産の甘えびがたっぷり楽しめる食堂です。
お店の前は広い駐車場になっていて、停めやすいです。
民宿も兼ねていて、看板の「お食事処 民宿川上」が目安になります。
「レストハウス雄冬」には、座敷とテーブル席があります。
4人掛けのテーブル席。どちらも喫煙可能でした。
壁にかかっているメニューから選びます。
この日は「岬定食」を注文。甘えびのお刺身と煮魚のセットで、どちらも素材の良さがしっかり伝わる味わい。しかもこれで1,000円というコスパにびっくり。煮魚は注文後に作られていたようで、ほっとする味わいでした。
甘えびが好きな方にはぜひ訪れてほしいスポットです。ドライブの最後に、海を眺めながらの食事は格別ですよ。 また、店内には「増毛町雄冬の味覚」の案内がありました。通年いただける甘エビと旬の味覚を是非味わってください。
- 3月~6月:カレイ、そい、がや、ヒラメ
- 7月~8月:ウニ
- 9月:シャケ、ハマチ、ブリ
- 10月:アワビ、ハマチ、ハタハタ
- 11月:タラ、アンコウ、ハマチ、アワビ
歴史感じる終着駅「旧増毛駅」を訪ねて
美味しい甘えびでお腹を満たしたあとは、国道231号線「日本海オロロンライン」をさらに北へ。のどかな海岸線のドライブを楽しみながら、増毛町のランドマーク「旧増毛駅」へ向かいました。所要時間はおよそ30分です。
旧増毛駅は、かつて留萌線の終着駅として多くの旅人に親しまれていましたが、2016年12月に廃線。現在は当時の駅舎がそのまま保存されており、鉄道ファンや観光客に人気のフォトスポットとなっています。
駅舎の中には、留萌線の歴史を伝える写真やパネル展示があり、当時の雰囲気を感じることができます。また、軽食やお土産を扱うお店もあり、観光の合間の休憩にもぴったり。広い無料駐車場があるのも嬉しいポイントです。
懐かしさと温かみのある時間を過ごせる場所でした。 当時の写真はこちら:
懐かしさを感じる木造の駅舎
駅舎の外観:ひっそりとたたずんでいました
残された線路:かつての終着駅を思わせる風景
路線図パネル:留萌線の路線図
留萌線の歴史を知る展示
駅前の様子:広々とした無料駐車場
一日を振り返って
こうして、白銀の滝から始まった増毛町のドライブ旅は、自然と味覚、そして歴史にふれる1日となりました。観光地として派手さはありませんが、そのぶんゆったりと流れる時間に癒される、そんな旅となりました。次回は、石狩の温泉宿「番屋の湯」での滞在をご紹介します。