第2回:石狩・浜益方面へ「山道と名木と静けさに癒される旅」

千本ナラと展望台、自然に包まれるひととき

北海道・石狩の夕日スポットを巡る旅の続きです。今回は、石狩市浜益区へと車を走らせ、山の静けさと自然の美しさに触れるひとときをご紹介します。

新日本名木100選の「千本ナラ」に出会う

メインは、新日本名木100選にも選ばれている「千本ナラ」。その周辺には、静かな展望台や、ドライブ途中にふと現れる滝など、派手さはなくとも心に残る風景が点在していました。

新日本名木100選の「千本ナラ」

石狩市浜益区送毛(おくりけ)にある「千本ナラ」は、山の中腹にそびえる立派なナラの木です。国道231号線(通称オロロンライン)から山道に入っておよそ5.5キロ。北側からのルートは全線舗装されていて比較的走りやすく、安心して車を進められます。南側のルートは一部ダートになっているので北側から行き、引き返すのがお勧めです。

「千本ナラ」の標識

道路わきに「千本ナラ」の標識があります。ここに車を停めてわき道を徒歩で下っていきます。

「千本ナラ」への道

なだらかな舗装されていない道を下ります。

「千本ナラ」への道

大木が見えてきました。ここまで1分かかりません。

到着すると、ぽつんとたたずむ一本の大木。樹齢800数十年の大木が静かな山の中に立っているその姿に、思わず息をのみました。

その枝ぶりと、幹のどっしりとした存在感。長い年月を感じさせる力強さに、自然の偉大さを改めて感じました。

「千本ナラ」の幹と大きな枝

静まり返った「毘砂別展望台」

千本ナラからさらに2.4キロほど進むと、「毘砂別(びしゃべつ)展望台」があります。2019年の6月に訪れた時は、残念ながら施設は封鎖されていました。

ただ、その静けさもまた良く、誰もいない展望台の周辺を歩いてみると、木々のざわめきと風の音だけが聞こえる癒しの空間でした。

毘砂別展望台のようす

もし展望台が再開されるようなことがあれば、また訪れてみたい場所のひとつです。

ひっそりとたたずむ「白銀の滝」

再び国道231号線に戻り、車を北へと走らせると、道路のすぐ脇に滝が現れました。それが「白銀の滝(しろがねのたき)」です。

白銀の滝

北上中にふと右手に現れた滝。道路に面していて、標識を見落としがちなほど控えめな存在です。

231号線沿いの白銀橋の標識

231号線にふと現れる白銀橋の標識。スピードを出していると見落とします。

231号線沿いにある専用の駐車場

駐車スペースは普通車が10台ほど停められる広さがありました。トイレも完備(2019年6月時点)

231号線沿いにある白銀の滝

近くで見る白銀の滝

観光地としての賑わいはありませんが、滝の水音に耳を澄ませて、少し車を降りて深呼吸。僅か3分ほどの滞在でしたが、ドライブ休憩に心和む時間が取れました。

まとめ|観光地でないからこそ味わえる、静かな魅力

石狩から浜益にかけてのドライブは、にぎやかな観光スポットとは少し違って、「自然の中に身を置く心地よさ」を感じられる場所が多い印象でした。

次回はさらに北へ向かい、増毛町の雄冬(おふゆ)エリアを訪ねます。見逃してしまいそうな滝や、甘えびが評判のお店など、知られざる魅力をご紹介します。

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