第4回:石狩温泉「番屋の湯」に宿泊|石狩湾の夕日と温泉を楽しむ旅
はじめに:絶景と温泉を楽しめる石狩の宿「番屋の湯」
北海道・日本海沿いを走るオロロンライン。その観光途中に立ち寄ったのが、石狩市にある温泉宿「番屋の湯」です。宿泊を決めた理由は、源泉かけ流しの天然温泉に入れること、カピバラが温泉に入る姿が見られること、そして目の前に広がる石狩湾に沈む夕日の美しさに心惹かれたから。今回は、朝食付きで2泊。和洋室のお部屋や朝食ブッフェの様子を、写真とともに詳しくご紹介します。
アクセスと外観:石狩湾のほとりにある癒しの宿
「番屋の湯」は札幌から車で約40分、新千歳空港から高速利用で約1時間の快適ドライブで到着します。建物の目の前が広い駐車場になっていて、無料で利用できます。また、宿泊者専用の駐車エリアもあり、車利用に優しい宿です。
玄関は、日帰り利用客と同じです。階段横にスロープがあるので、キャスター付きバッグも楽々持ち運べます。
受付で宿泊のチェックインをして早速部屋へと移動します。
石狩湾を望む、10室だけの小さな宿
「番屋の湯」は、日帰り入浴施設に宿泊施設が併設された建物で、客室は全部で10室のみ。すべて石狩湾向きで、天候しだいで夕日も見ることができます。
宿泊棟と日帰り入浴施設は下の写真のように扉で区切られています。
部屋タイプは和室、和洋室、洋室、和洋特別室の4タイプあり、今回は和洋室の宿泊です。下の館内マップの207号室です。
ゆったり過ごせる和洋室の客室
和洋室の部屋は最大4名の宿泊ができます。奥の和室に2つの布団と、手前にはベッドが2つあります。
「番屋の湯」の和洋室の部屋。
シングルタイプのベッドが2つ。
ベッド前にデスクとテレビが設置されています。
和洋室の洗面台。
和洋室のトイレ。シャワールームと別にあります。
シャワールームにはバスタブがありません。
宿泊した日は曇りで、石狩湾は望めなかったです。
二人で宿泊してちょうどよい広さでした。バストイレも別で使い勝手がよかったです。
充実したアメニティで快適ステイ
和洋室のアメニティを写真付きで紹介します。
和室のテーブル上にはお茶請けのお饅頭と煎茶が用意されていました。
同じく和室に浴衣と丹前、タオルが用意されていました。
ベッドルームにはティッシュと時計
デスク上にはケトル。
デスク下に冷蔵庫。冷蔵庫にはお水がありました。冷凍機能はありません。
洗面台横には、女性用のDHCのクレンジングオイルと洗顔フォームのパウチと、男性用のヘアトニックとスキンローション。
同じく洗面台には、使い捨ての歯ブラシ、レザー、ヘヤーブラシがあります。
朝食は、和食中心のヘルシーブッフェ

朝食会場は、日帰り用レストランと同じ会場です。
朝食会場の店内。石狩湾には面していません。窓からは中庭が見えます。
飲み物にはお水とオレンジジュース
ブッフェ台のようす。サラダ、和食のお惣菜が並びます。
コロッケと魚の煮物、焼き物。
和食のお供、納豆、卵、そして海苔。
梅干しや、おしんこ
デザートには、フルーツとフルーツポンチ。
2泊して内容は同じで、品数は少な目でしたが、サラダは新鮮で、シャケは必食です。
おわりに:石狩観光にぴったりの静かな宿
海を望むロケーションと、静かで落ち着いた雰囲気が魅力の「番屋の湯」。車でのアクセスが良く、観光の拠点としても使い勝手のよい宿です。また、宿泊棟はわずか10室とこぢんまりとしているため、喧騒を離れてのんびり過ごしたい方におすすめです。