ホテルニューアカオ「舞扇」で味わう季節を映す和食懐石の夕べ
熱海の海と自然に囲まれた「ホテルニューアカオ」で、季節の恵みを感じる和食懐石をいただきました。 今回は、夕食専用の食事処「舞扇(まいせん)」で過ごしたディナータイムの様子を、2018年と2020年の体験を交えてご紹介します。
夕食会場「舞扇」の雰囲気
夕食の会場は、ホテルニューアカオのホライゾンウイング3階にある和食処「舞扇」。 夕食時のみの営業で、チェックイン時に希望の時間帯を選びます。 お向かいには洋食会場の「ボヌール」もあり、和洋の雰囲気を楽しめるフロアになっています。
「舞扇」へと続く通路を進むと、落ち着いた和の空間が広がります。 意外にもコンパクトで、約20テーブルほどのこぢんまりとした会場。 一部の席からは海が見えますが、夜になると景色はあまり望めないため、窓側にこだわらずお食事を楽しめます。
テーブル席は十分な広さがあり、落ち着いてお食事ができます。 ただ、2人席には荷物を置くスペースがないため、手荷物は少なめにしておくと安心です。
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2018年|伊勢海老も登場した華やか懐石
まずは2018年にいただいた懐石料理のご紹介です。 お席にはすでに先付けなどが並べられ、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと料理を楽しめました。
この日の鍋料理には、なんと伊勢海老が!見た目も華やかで、旅気分を盛り上げてくれます。
よもぎ豆腐や新鮮な海鮮5種盛り、わかめ蕎麦など、どれも丁寧な味わいで、見た目にも楽しいお料理でした。
よもぎ豆腐
海鮮5種盛り
わかめ蕎麦
あらかじめリクエストして、お肉料理の代わりにお魚に変更してもらいました。 こうした柔軟な対応もありがたいですね。
ユニークな見た目の春山蒸しや、熱海名物の「まご茶漬け」など、地元らしさも感じられました。 〆のあんみつと伊東のぐり茶で、ほっとひと息。
春山蒸し
まご茶漬け
あんみつ
女性にはちょうど良い量で、お酒をいただきながら、のんびりと1時間半ほど過ごしました。 旅の夜にぴったりの上品な懐石です。
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2020年|旬を感じる上品な懐石料理
続いては2020年に宿泊した際の夕食メニューです。 この年も、季節感あふれる丁寧なお料理をいただきました。
さつまいも豆富や旬菜の盛り合わせ、そしてお造り。 やさしい味つけで、素材の美味しさを活かした内容です。
お造り
焼き物は、杉の香りがふわっと広がる「鰆の杉板焼き」。 海鮮の鍋や、菊の餡が美しい里芋の萩万頭など、秋らしい彩りが印象的でした。
焼き物
鍋物
揚げ物と蒸鉢
食事はやはり熱海名物「まご茶漬け」。 デザートには杏仁豆富が登場。さっぱりして美味しかったです。
2018年に比べるとボリュームは控えめに感じましたが、お酒と一緒にいただくにはちょうど良い内容。 男性にはやや軽めに感じるかもしれませんが、丁寧に作られた上質な懐石でした。
ホテルニューアカオの和食処「舞扇」では、四季折々の食材を使った懐石料理を、落ち着いた空間でいただけます。 熱海の自然と、静かな夜に寄り添うような優しい味わいが魅力。旅のディナーに、ゆっくりと和のひとときを楽しみたい方におすすめです。