日高から襟裳岬への観光 様似町の「エンルム岬」と「親子岩」へ
えりも岬の帰り道に立ち寄れる絶景スポット「エンルム岬」(様似町)
襟裳岬からの帰路、様似町にある「エンルム岬」に立ち寄りました。様似漁港のすぐ近くにある、小さな山のような岬で、途中まで車で行くことができます。ナビを頼りに向かいましたが、案内板を見落とし、民家の敷地に入り込んでしまうというハプニングも。案内は分かりづらいので注意が必要です。
車で行けるのは中腹まで
岬の中腹までは車で登れますが、細く急な坂道で、すれ違いが難しいので注意して運転を。
突き当たりには砂利が敷かれた広場があり、車を停めるスペースになっています。
エンルム岬の見どころ
駐車スペースには記念碑や案内板が設置されています。
「火星より遠いアポイのかんらん岩」?
「火星より遠いアポイのかんらん岩」の解説がありました。どういう意味?と思いましたが、よくよく見ると、この言葉は比喩的な表現のようでした。
地球の地中深く(地下数十km)に存在する「かんらん岩」が地表に現れているという珍しい地質現象が付近で見られるとのこと。人が簡単には行けない“地球の深部”を「火星より遠い」と例えているようです。
エンルム遺跡
また、ここには「エンルム遺跡」と書かれた指標もありました。
実はこの高台には、縄文時代の人々が暮らしていた痕跡があるそうです。こんなに急な坂を登った先、しかも風の強い岬の上に人が住んでいたなんて、ちょっと不思議に感じました。
もしかすると当時とは地形も違っていて、現在よりも緩やかだったり、もっと陸続きだったのかもしれません。小さな岬ですが、自然と歴史の両方が詰まったスポットです。
頂上までは約180段の階段
駐車場から頂上までは約180段の階段を上ります。階段は比較的緩やかで歩きやすく、途中の景色も美しいです。この日は風が強く、頂上までは行きませんでしたが、晴れた日には海と町を一望できる絶景スポットです。
もうひとつの絶景「観音山展望台」
エンルム岬から見える小高い山が「観音山展望台」。こちらも様似町の隠れたビュースポットです。下の写真はエンルム岬から見た「観音山展望台」。
展望台の近くまで車で行け、駐車場も完備されています。また、「観音山展望台」周辺は、散策路もあるため天気の良い日は是非立ち寄ってみてください。
「観音山展望台」はエンルム岬よりも高いところにあり、エンルム岬を見下ろすように見ることができます。
親子岩も見逃せない!ふれ愛ビーチからの絶景
「エンルム岬」からは見えない「親子岩」も、様似町の観光名所の一つ。専用のパーキングがわかりにくかったため、「親子岩ふれ愛ビーチキャンプ場」の駐車場を利用しました。
岩の写真は少し暗くなってしまいましたが、自然の雄大さを感じる絶景です。
天気の良い日は下の写真のように絶景が望めます。
