湯河原の日帰り温泉「惣湯テラス」体験記
湯河原の日帰り温泉「惣湯テラス」に行ってきました。湯河原駅からバスで12分、さらに川沿いを歩いて8分前後の場所にあります。利用したときの館内の様子や、食事、アメニティ、貸切風呂を写真と一緒に紹介します。利用した時の感想もありますので参考にしてください。
「惣湯テラス」の場所
「惣湯テラス」へは湯河原駅前からバスに乗り約12分、「落合橋」バス停で下車します。バス停前にあるのが「湯河原惣湯」のカフェ「玄関テラス」です。下の写真で右の建物が「玄関テラス」で、階段の先が「惣湯テラス」への道へと続いています。
バス停から結構歩きます(8分前後)
「惣湯テラス」は「玄関テラス」から約400m。アップダウンのある舗装された道を歩きます。早足で約5分。ゆっくり歩いて8分ほど。全体のマップがこちらです。
マップの右端にあるのがバス停の「落合橋」です。「惣湯テラス」への道は2通りあって、マップ上のオレンジ色の「川の道」か、それと平行して走る白い道「文学の小径」です。どちらもさほど距離は変わりません。
また、どちらの道にも階段があります。川の道にも灯りがありますが、暗い場合は「文学の小径」が安心です。
予約時間よりも早く到着してチェックイン
15時から3時間利用の予約をしていたのですが、早めの14時40分頃に到着してしまいました。この場合、混み合っていなければ14時40分から利用可能とのこと。
ただし、プランの時間以内(今回は3時間)の17時40分までの利用になりました。他の日帰り温泉と大きく異なるのが、「予約制・時間制」で、時間には厳しいです。注意したいのが次の3つ。
- 予約時間を過ぎた場合は予約時間からカウントされる
- 館内説明も利用時間内に含まれる
今回説明を受けるのに8分ほどかかりました。 - 退館時間を過ぎると追加料金がかかる
下の写真がその説明書です。
尚、支払いは帰る時にしますが、その時間も含まれるのかは不明です。
更衣室とアメニティ
私服での利用は禁止なので、まず館内着に着替えるために更衣室へと向かいます。
更衣室
両サイドの壁面に縦長のロッカーが並びます。ロッカーは20個ほど。
更衣室内にシャワー室が2つあって、シャンプーとトリートメント、ボディソープ、シャワーキャップが用意されています。大浴場ではボディソープしか使えません。
館内着は黒の上下。使い捨ての靴下もあります。
冬の寒い時期には上着がラウンジ横に備えてありました。
館内着と靴下の他にもらったのがフェイスタオル2枚とバスタオル1枚です。黒の大きな袋に入っていて館内はその大きな袋を持って歩き回りました。
更衣室の洗面台です。
シンプルなアメニティ
2つのシンクの間にハンドソープと、シャワーキャップ、ペーパータオルがありました。大浴場も同様で、大浴場のアメニティにはハンドソープと、シャワーキャップ、ペーパータオル、ボディソープ、飲料水しかありません。
全体図と館内図|館内・貸切風呂の様子
下の図が全体図です。一番下の建物が大浴場、その上に更衣室やレストランのある「ダイニング棟」、そして上の方にあるのが、ラウンジと貸し切り風呂です。
貸切風呂とラウンジ
貸切風呂までの距離は200m弱くらい。外の舗装された道を歩いて1分くらいです。(赤い線)
入り口の紙に名前と利用時間を記入して予約します。利用者がなければすぐに使えます。
貸切風呂の様子。
入り口にはテーブルが2つあって、その上に時計があります。(白いのはラウンジから持ってきた飲み物のコップです)。
右奥の建物がラウンジで、手前左が貸切風呂です。ラウンジには椅子が4つくらいと雑誌が置かれています。広さはありません。3度程覗きましたが常時満席で、中に入ることはできなかったです。
貸切風呂には洗い場やアメニティなどがなく、湯船しかありません。
また、眺望は大浴場とあまり変わりません。お湯も大浴場と同じです。どちらもかけ流しで、塩素系の消毒液を使ってます。
2月の寒い時期に利用しましたが、温泉が温かいためなのか蚊がいました。夏は虫対策が必要かなと思います。また、マットの替えがなくびちゃびちゃでした。プライベート空間ですが、セキュリティの弱さがあるように感じ、落ち着かなかったです。
館内図と館内の様子
1階の館内図。
2階の館内図。全体的に広くはないです。迷うことはありません。
2階のライブラリー。セレクトされた150冊が置かれてます。また、2階には有料の個室が2つあります。
レストラン・食事・飲み物
下の写真が食事処のラウンジの様子。wifiが無料で使えます。
食事なしプランでもドリンクが1杯無料で頂けます。アルコールもあって、飲み物のメニューは次の通り。
- みかんジュース350円
- ジンジャーエール350円
- スパークリングウォーター250円
- キリン零イチ500円
- 白ワイン・日本酒(純米吟醸)・エビス瓶ビール
上記料金は2杯目の金額で、利用当時の料金です。アルコールは不明。有料のメニューの他にも無料で飲めるコーヒーと紅茶があります。こちらはセルフサービスで、ラウンジの一角に用意されてます。
それと、ピスタチオなどのおつまみもありました。食事つきのプランで予約しない限り食事はできないシステムになってます。飲食の持込は禁止です。また、自販機や売店はありません。
1杯目のドリンクに、白ワインを注文しました。山梨勝沼の「いろ甲州」。フルーティで美味しいワインでした。他にフランス産の白ワインが2種ありました。赤ワインがないのは、「食事に合わせるため」とのことです。
上の写真、少なく見えますが一口も飲んでません。公式サイトの写真の方がたっぷり入ってる感じがします。
利用した感想と持参したいものまとめ
まだ新しく綺麗ですが、Googleの口コミなどを見ると良い評価が少ないように見えます。逆に、二度と利用しないというコメントもちらほら見受けられます。
実際に利用してみた感想
良かった点と残念な点を揚げました。次は残念ポイント。
- 利用の際の説明が長い。(独自ルールが多すぎ?)しかも利用時間内にカウントされている。
- 貸切風呂のバスマットがびしゃびしゃ。
- サウナの温度が低すぎ。利用した時は80度くらい。
- 大浴場で自前のシャンプーで洗髪、私服でラウンジを利用など、ルールを守っていない人がいる。
次に良かった点。
- バスの本数が多くアクセスがいい。
- 時間制限があるので混雑があまりない。
- 子供がいない。ただ、利用した時は10代後半くらいの若いグループ(6人くらい)が大騒ぎしていたので静かとは言えない。
料金と内容を他の日帰り温泉と比べてみると、割高感と物足りなさがありました。時間制限があるために混雑があまりなかったのは良かったですが、残念ポイントの方が多いです。今後利用者の意見を取り入れて改善してくれることに期待したいです。
持参したいもの
持参した方が快適に過ごせそうなものを一覧にしました。
- 防水腕時計
- 髪留め・ブラシ
- クレンジング・洗顔・基礎化粧品
- 冬は館内着の下に着る下着など
- 気温25度以上の日は虫よけ