湯河原の日帰り温泉「惣湯テラス」体験記
湯河原に新しくできた日帰り温泉「惣湯テラス」に行ってきました。湯河原駅からバスで12分程の所にあります。利用したときの館内の様子や、食事、アメニティ、サウナ、などなど紹介します。
- バス停から結構歩く(5分から8分)
- 予約時間よりも早く到着してチェックイン
- まずは更衣室で館内着に着替える
- 更衣室とアメニティ
- 飲み物が1杯無料!食事は?
- 貸切風呂は空いていれば40分利用可能
- 貸切風呂は大浴場から離れてます
- 館内の様子
- お勧めポイントや持参したいものまとめ
バス停から結構歩く(5分から8分)
日帰り温泉の「惣湯テラス」は「湯河原惣湯」というエリアの一部にあります。「落合橋」バス停を降りて目の前にあるのがカフェの「玄関テラス」です。「惣湯テラス」は「玄関テラス」から約400m。アップダウンのある舗装された道を歩きます。早足で約5分。ゆっくり歩いて8分ほど。全体のマップがこちら。
マップの右端にあるのがバス停の「落合橋」です。「惣湯テラス」への道は2通り。マップ上のオレンジ色の「川の道」か、それと平行して走る白い道「文学の小径」です。どちらもさほど距離は変わりません。下の川沿いを行くか、上の道を行くかになります。どちらの道にも階段があります。川の道にも灯りがありますが、暗い場合は「文学の小径」が安心です。下の写真が「惣湯テラス」への入り口です。右の建物が「玄関テラス」。
予約時間よりも早く到着してチェックイン
15時から3時間利用の予約をしていたのですが、早めの14時40分頃に到着してしまいました。この場合、混み合っていなければ14時40分から利用可能です。ただし、プランの時間以内(今回は3時間)の17時40分までの利用になりました。「惣湯テラス」と他の日帰り温泉と大きく異なるのが、「予約制・時間制」で、時間には厳しいです。注意したいのが次の3つ。
- 予約時間を過ぎた場合は予約時間からカウントされる
- 館内説明も利用時間内に含まれる
- 退館時間を過ぎると追加料金1100円がかかる
利用料金
利用料金は2タイプあります。入湯税100円込の料金。
- 食事つき5時間5600円
- 食事なし3時間2700円
もし食事なしで5時間利用すると追加で2200円で4900円になります。あと700円プラスで食事とスナックがつきます。
館内説明も利用時間内に含まれる
館内説明も利用時間に含まれるため手短に説明してもらいところですが、そうはゆかずどれも利用上大切な事柄なのでひとつひとつ理解しながら説明を受けます。約8分ほどかかりました。下の写真がその説明書です。
尚、支払いは帰る時にしますが、その時間も含まれるのかは不明です。
まずは更衣室で館内着に着替える
利用するにはまず館内着に着替える必要があります。私服での利用は禁止。館内着は黒の上下。使い捨ての靴下もあります。
冬の寒い時期には上着がラウンジ横に備えてありました。
館内着と靴下の他にもらったのがフェイスタオル2枚とバスタオル1枚です。黒の大きな袋に入っていて館内はその大きな袋を持って歩き回りました。
更衣室とアメニティ
オープンが2021年8月末でまだ半年ほどしか経ってなく館内はとてもきれいでした。下の写真が更衣室の様子。
両サイドの壁面に縦長のロッカーが並びます。ロッカーは20個くらいでしょうか。
洗髪はシャワールームで
利用の手引きに書いてありましたが、大浴場にはボディソープのみあって、シャンプーとトリートメントがありません。髪の毛を洗いたい場合は、更衣室内にあるシャワー室を利用します。そのシャワー室がこちら。
シャワー室は2つあって、シャンプーとトリートメント、ボディソープ、シャワーキャップがありました。
シンプルなアメニティ
下の写真が更衣室の洗面台の様子です。
2つのシンクの間にハンドソープと、シャワーキャップ、ペーパータオル。実は大浴場も同様で、大浴場のアメニティにはハンドソープと、シャワーキャップ、ペーパータオル、ボディソープ、飲料水しかありません。
飲み物が1杯無料!食事は?
下の写真が食事処のラウンジの様子。wifiが無料で使えます。
食事なしプランでもドリンクが1杯無料で頂けます。アルコールもあって、飲み物のメニューは次の通り。
- みかんジュース350円
- ジンジャーエール350円
- スパークリングウォーター250円
- キリン零イチ500円
- 白ワイン・日本酒(純米吟醸)・エビス瓶ビール
上記料金は2杯目の金額です。アルコールは不明。有料のメニューの他にも無料で飲めるコーヒーと紅茶があります。こちらはセルフサービスで、ラウンジの一角に用意されてます。
それと、ピスタチオなどのおつまみもありました。が、食事つきのプランで予約しない限り食事はできないシステムになってます。飲食の持込は禁止です。また、自販機や売店はありません。
とりあえず、白ワインを注文しました。山梨勝沼の「いろ甲州」。フルーティで美味しいワインでした。これ以外にフランス産の白ワインが2種ありました。赤ワインがないのは、「食事に合わせるため」とのことです。
上の写真、少なく見えますが一口も飲んでません。公式サイトの写真の方がたっぷり入ってる感じがします。
貸切風呂は空いていれば40分利用可能
貸切風呂は男性用と女性用が1か所ずつあります。混浴はありません。入り口に名前と利用時間を記入する紙があって、利用中でなければそのまま利用可能です。利用中のときは紙に名前と利用時間を記入して、時間になったら利用するシステムになってます。下の写真が女性用の貸切風呂の入り口にかかっている紙です。
紙には名前と利用開始時刻、退出時のチェックマークを記入する欄があります。一番右端の利用済みのチェックマークの欄が全てチェック済みになっていれば、今現在利用している人がいないということになります。利用する際は名前と利用開始時刻を記入してから利用します。そうしないと、空いていると思って他の人が入ってきてしまいます。既に誰かが利用中の場合は、最終行に自分の名前と、利用開始時刻を記入します。時刻は前の行の利用開始時刻に40分足した時刻にします。少々ややこしいシステムになっているので、よく理解した上で利用してください。下の写真は貸切風呂の様子。
入り口にはテーブルが2つあって、その上に時計があります。(白いのはラウンジから持ってきた飲み物のコップです)洗い場やアメニティなどは一切なく、湯船しかありません。
貸切風呂からの眺めは大浴場とあまり変わりません。お湯も大浴場と同じです。どちらもかけ流しですが塩素系の消毒液を使ってます。2月の寒い時期に利用しましたが、温泉が温かいためなのか蚊がいました。夏は虫対策が必要かなと思います。また、マットの替えがなくびちゃびちゃ。プライベート空間ですが、セキュリティの弱さがあるように感じ、落ち着かなかったです。
貸切風呂は大浴場から離れてます
貸切風呂はメインの建物から少し離れたところにあります。距離は(自信ありませんが・・)200m弱くらい。外の舗装された道を歩いて1分くらいです。こちらが貸切風呂へのマップ。
貸切風呂の先にもラウンジがありますが、椅子が4つくらいと雑誌が置かれているぐらいで広くはありません。3度程覗きましたが常に誰かが利用していて、中に入ることはできなかったです。下の写真が貸切風呂とラウンジです。
左側の建物が貸切風呂で、右奥に見える建物がラウンジです。
館内の様子
全体的に広くはないです。迷うことはありません。下の図はメインの建物の2階部分。
セレクトされた150冊が置かれてます。また、2階には個室が2つあります。個室は1時間1100円。
下の写真はメインの建物から大浴場へ行く外の通路。
1階の館内図は次のようになってます。
お勧めポイントや持参したいものまとめ
まだ新しく綺麗ですが、Googleの口コミなどを見ると良い評価が少ないように見えます。逆に、二度と利用しないというコメントもちらほら見受けられます。
実際に利用してみた感想
良かった点と残念な点を揚げました。以下は残念ポイント。
- 利用の際の説明が長い。(独自ルールが多すぎ?)しかも利用時間内にカウントされている。
- 貸切風呂のバスマットがびしゃびしゃ。
- サウナの温度が低すぎ。利用した時は80度くらい。
- 大浴場で自前のシャンプーで洗髪、私服でラウンジを利用など、ルールを守っていない人がいる。
次に良かった点。
- バスの本数が多くアクセスがいい。
- 時間制限があるので混雑があまりない。
- 子供がいない。ただ、利用した時は10代後半くらいの若いグループ(6人くらい)が大騒ぎしていたので静かとは言えない。
料金と内容を他の日帰り温泉と比べてみると、割高感と物足りなさがありました。時間制限があるために混雑があまりなかったのは良かったですが、残念ポイントの方が多いです。今後利用者の意見を取り入れて改善してくれることに期待したいです。
持参したいもの
最後にもし「惣湯テラス」を訪れるなら、持参した方が快適に過ごせそうなものを一覧にしました。
- 防水腕時計
- 髪留め・ブラシ
- クレンジング・洗顔・基礎化粧品
- 冬は館内着の下に着る下着など
- 気温25度以上の日は虫よけ