源義経伝説・史実を展示する北海道平取町の義経資料館
北海道の平取町には「源義経」の伝説が多く残っていて、その資料が「義経神社」に併設されている「義経資料館」に保管され、一般公開されています。
平取町には「義経通り」もあります。
ただのうわさ話なのか実在した話なのか、とても興味深い資料がたくさんありました。
義経年譜。これを見ると義経が生まれたのは1170年。神社の建造が1799年なので、義経が630歳の時に造られたということになります。義経の年齢と、その事態に起こった主な事柄も合わせて見れるので分かりやすいです。
清和源氏略系図というものもありました。なかなか詳しい資料がいっぱいです。
義経にまつわる文献もいろいろと展示されています。
全国に言い伝えられている義経に関わる100の出来事が展示されていました。
義経が平取に着いて2年余りを過ごしたという洞窟があるそうです。その中に鎌倉時代(1185年頃 – 1333年)のものと思われる刀や鎧、兜が見つかったということです。
北海道にはこの平取町以外にも、函館と新冠に義経の伝説が残っているそうです。
この資料館に展示されている年譜などは、平取町義経を語る会が発行する「びらとり義経物語 カムイ義経」(1300円税別)という本の中にも掲載があります。
参考文献・資料の一覧もあります。本に掲載されている義経年譜は資料館に展示されているものよりも詳しいです。 この本は資料館の中ではなく、お守りなどを販売するこちらの建物で販売されてました。
ポストカードも購入しました。