人気のベーカリーがある函館大沼プリンスホテル宿泊記~大沼公園の観光拠点に
=ホテルの立地=
函館市内から約30キロで、1時間もかからず到着します。道中観光スポットが点在しているので観光しながらホテルに向かいました。電車利用の場合はJR新函館北斗駅や大沼公園駅からバスが出ています。滞在中も大沼公園駅とピストン運行している送迎バス(無料シャトルバス)を利用できるのでアクセスは抜群だと思います。函館空港や札幌からホテルへの直行バスもあります。
=スーペリアツインの客室=
今回宿泊したのはスーペリアツインマウンテンサイドです。最近全室リニューアルしたということでジュータンなどどれも新品で気持ちがよかったです。難をいえば思ったよりも狭いかなという点。二人で宿泊なのでエクストラのソファベッドは不要かなと思いました。部屋でくつろぐにはもう少しなんとかならないかなと感じました。今回は観光でほとんど部屋にいなかったのでよいのですが・・・一人で利用するのにちょうどよさそうです。
=部屋からの眺望=
ホテルは東西に長い建物で4階建て。マウンテンサイドは窓が駒ヶ岳に面した部屋です。部屋によっては木が邪魔して駒ヶ岳が見えない部屋もあります。マウンテンサイドでも駒ヶ岳が見えやすいのは上の階のようです。フォレストサイドは駐車場側で眺望はわかりませんが、エレベーターをでてから部屋までの距離があるかもしれません。眺望の希望があればあらかじめホテルに予約したプランが希望の眺望であるか確認しておくのをお勧めします。
=室内備品=
洗面台がバスと独立してあるのが高ポイント。水回りは使いやすかったです。ルームキーもカード式で人数分用意してくれました。テーブル上にテレビやいろんなものがあって、私物を置くところがないのが困りました。金庫完備。
=アメニティ=
アメニティも十分なラインナップでした。パイル地のしっかりしたスリッパもよかったです。化粧水などは自前以外は使わないのでもったいないなぁと思いましたが、追加不要の場合は1泊につき500円の館内利用券をくれるということで、お得でした。
=温泉大浴場=
ホテルの地下1階には温泉大浴場があります。正式名称は「西大沼温泉 森のゆ」というらしいです。天然温泉で内風呂と露天風呂があります。景色はマウンテンサイドですが、駒ヶ岳は見えません。脱衣所は広いのですが、カランは8,9個程。団体客も受け入れているため時間帯によってはカランの利用が難しいこともあるそうです。平日でも夜8時から10時頃までは非常に混むらしいのでそれ以外の時間帯の利用がお勧めとのことでした。
=自販機・売店=
自販機は各階のエレベータ横の他にも数カ所あります。製氷機はありません。氷は夜10時まで営業している1階のコンビニエンスストアで購入するしかありません。確か150円とか200円。ただしスリッパと浴衣での利用ができないので、気楽に買い物には行けません。地下1階の温泉へは浴衣とスリッパOKなので、自販機の利用がメインになると思います。温泉利用の際は小銭をもっていった方がよいかも。
=ブッフェスタイルの朝食=
朝食は3階の専用スペースで頂きます。窓越しに駒ヶ岳が見え、景色がとてもよいです。会場は広くて、満席で待ち行列ができるということはないとフロントで説明されましたが、団体客の利用の終わる8時以降が落ち着いて食事ができると思います。種類が豊富でしかも味付けもプロ級。美味しいです。個人的な感想ですが、数年前の屈斜路湖プリンスホテルの朝食に比べて数段こちらの方が好きです。
=プリンスパン工房=
プリンスホテルの駐車場前にあるのがプリンスパン工房です。朝食会場でもキャッシャー横に食パンなどが数種類販売されていましたが、シュークリームなどはこちらのみの販売になります。プリンスショッピングセンターの中にあるという案内がありますが、プリンスショッピングセンター=(イコール)プリンスパン工房のようでした。パン以外に輸入の食材を少し販売していて、イートインになっています。
思っていた通り、部屋からは駒ヶ岳が見え、自然環境にめぐまれたホテルでした。朝食が思いのほか美味しく3泊しましたが飽きることはなかったです。大沼公園駅までのシャトルバスが多く出ているので、車以外でもアクセスはよいと感じました。冬もぜひ訪れたいホテルです。