ワタスゲが揺れる幻想的な道|霧多布湿原を横断するMGロードをドライブ
MGロードをドライブ|霧多布湿原を横断する幻想的な道
霧多布湿原を横断する約2キロの道「MGロード(Marshy Grassland Road)」をドライブしてきました。ちょうどワタスゲの見頃を迎え、幻想的な風景を楽しむことができました。

ワタスゲの見頃と開花時期
ワタスゲは、5月〜6月に花を咲かせたあと、6月〜7月頃に白くてふわふわした綿毛のような姿になります。ちょうどタンポポの綿帽子のような可愛らしさです。
私が訪れたのは6月、花が終わって綿毛が一面に広がる時期でした。湿原いっぱいに群生する様子は、まるで夢の中にいるよう。例年、ワタスゲの見頃は7月中旬頃だそうです。
MGロードの概要とアクセス
MGロードは、道道808号線の一部で、霧多布湿原の中央をまっすぐ横断する2車線の道路です。途中には「霧多布湿原センター」もあり、観光の拠点にもなっています。
歩道も整備されていて、車を止めて写真を撮る方の姿も見かけました。下の写真がMGロードの様子です。
湿原が広がる絶景ドライブ
道路の両側には広大な湿原が広がり、季節ごとの草花や風景を楽しめます。
この日はあいにくの濃霧。前日は晴れていたのに…と思いながら車を走らせると、真っ白な風景が広がっていて、それはそれでとても幻想的でした。
動植物と自然保護について
湿原では動物の姿は見かけませんでしたが、自然そのものの美しさに心癒されます。両側に広がる湿原は「霧多布泥炭形成植物群落」として国の天然記念物に指定されており、立ち入りは禁止されています。
駐車スペースと写真撮影について
MGロード沿いには正式な駐車スペースは少ないですが、交通量が少ないため、気に入った場所で車を停めて写真を撮っている方も見かけました。
安全に楽しみたい方は、「霧多布湿原センター」付近にある駐車スペースの利用がおすすめです。