ホテルニューアカオの客室比較|ホライゾンウイングとオーシャンウイング
ホテルニューアカオとは?(施設紹介と全体の特徴)
ホテルニューアカオは、熱海の海沿いに建つリゾートホテルで、2024年にリブランドオープンしました。全室オーシャンビューで、客室のタイプや眺望、レストランの違いなどから、旅のスタイルに合わせて選ぶことができます。
ホライゾンウイングとオーシャンウイングの位置関係
ホテルニューアカオは、海に面した2つの建物の「ホライゾンウイング」と「オーシャンウイング」で構成されています。両ウイングは館内でつながり、「スパリウムニシキ」を経由して階段やエレベーターを乗り継いで移動します。移動には5~10分ほどかかり、建物の構造が少し複雑なため、初めての方は少し迷いやすいかもしれません。
下のイラストは、ホライゾンウイングとオーシャンウイングの位置関係を示したものです。滞在前にチェックしておくと安心です。

ホライゾンウイングとオーシャンウイングの違い
共通点
どちらのウイングにも、ラウンジや売店、温泉大浴場、自動販売機、ランドリーなどの基本設備がそろっています。ただし、営業時間には違いがあるため、利用前に確認しておくと安心です。温泉大浴場「スパリウムニシキ」は、2棟のほぼ中間に位置しており、どちらからもアクセス可能です。
ホライゾンウイングの特徴
- 駐車場がオーシャンウイングよりも近く、車でのアクセスに便利
- フレンチレストランや和食レストランが館内にある
- 全体的にやや広めの客室が多く、落ち着いた雰囲気
- 館内の移動に階段は使えず、すべてエレベーターを利用
- 8階以上の客室へ行くには、エレベーターを乗り継ぐ必要がある
オーシャンウイングの特徴
- ホライゾンウイングよりも料金設定がやや控えめな部屋が多い
- 5名以上で泊まれるファミリー向けの部屋タイプもあり
- 熱海港側の客室からは、花火大会が見えることも
- ブッフェスタイルのレストランが利用できる
- 館内の移動に階段も使用でき、移動しやすい構造
- 屋内プールやオーシャンプールなど水遊び設備が充実
- アクティビティカウンターがあり、体験プランなどの申込みが可能
ホライゾンウイング宿泊レビュー
実際にホライゾンウイングに宿泊した際の感想を、写真とともにご紹介します。
ホライゾンウイングは、高台に位置する12階建ての建物です。スーペリアタイプの部屋がメインで、オーシャンウイングに比べてやや高めの料金設定が多いのが特徴です。
客室の広さ・インテリア
ホライゾンウイングのツインルームの広さは、約30平米が中心です。もっとも狭い部屋はスーペリアダブルで23.2平米、最も広い部屋は「デラックスファミリー」で、最大85.6平米の広さがあります。部屋のインテリアはシンプルで落ち着いた雰囲気が特徴です。
ツインルームの部屋で、入口から撮影
ホライゾンウイング9階以上のフロアマップ
デスクとソファ
窓側から撮影したツインルームの部屋
40平米近くあるツインの部屋
ツインルーム

スーペリアキングの部屋

スーペリアキングは約30平米の広さ。
窓からの景色(オーシャンビューの魅力)
すべての部屋からオーシャンビューを楽しむことができ、特に高台に位置するため、遠くの海まで見渡せる開放感があります。朝日が差し込む時間帯は、特に美しい景色が広がります。客室は4階から12階まであります。
11階の部屋からの眺望。 左下に見えるのがオーシャンウイング。
真下を見ると・・・建物の屋根が見えるので残念。ただ、部屋の位置によっては見えません。
11階の部屋から。4月下旬頃の朝日です。
スパニウムニシキに向かう途中の廊下から見た朝日。
7階からの眺望。初島方面が見えます。
下をみると屋上庭園が見えます。
7階から見える、11月頃の朝日。

5階から見る眺望。

5階、11月頃の朝日。
バスルーム・アメニティ
ホライゾンウイングのバスルームには、ユニットタイプとバストイレが独立したタイプがあり、予約時に「バストイレ独立」と記載がない場合はユニットタイプになります。
ツインルームのバストイレ独立の部屋。広い造りで段差がありません。
バスアメニティは変更する可能性があります。

タオルや歯ブラシのアメニティ

ホライゾンウイングにはオーシャンウイングと違ってドロップコーヒーがあります。

冷蔵庫は空です。

館内着は上下セパレートタイプ。オーシャンウイングも同じ館内着です。

スーペリアキングルームのユニットバス。

2023年暮れ頃のパスアメニティ。
フレンチレストラン「ボヌール」のみ、スリッパと館内着の利用ができません。
宿泊して感じたこと
ホライゾンウイングのツインルームは少人数での宿泊が多いため、館内は落ち着いた雰囲気です。静かに過ごしたい方や、リラックスした時間を求めている方にぴったりの環境です。
オーシャンウイング宿泊レビュー
オーシャンウイングは、ホライゾンウイングよりも海に近く、迫力のある眺望を楽しむことができます。また、5名以上で宿泊できる部屋もあり、ファミリーやグループでの利用に人気です。2025年に宿泊した際の感想や写真を元に、実際の体験を紹介します。
客室の広さ・インテリア
オーシャンウイングのスタンダードツインや和室の広さは約25平米で、リーズナブルな価格帯です。客室最上階にはスイートルームもあり、4名以上の宿泊が可能です。特に2023年7月に改装された部屋は清潔感があり、快適な滞在ができるおすすめの部屋です。

14階のフロアマップ。上側が熱海港、下側が初島方面です。

2023年7月リニューアルのスーペリアツインの部屋です。広さは24平米。

テレビが大きく、コンパクトですが機能的な部屋です。

ベッド周りも機能的でコンセント、USBソケットなど揃っています。

窓側のソファー。絶景が望めます。

スタンダードツインルーム。2023年7月リニューアルのスーペリアツインと同じ広さです。

和室6畳の部屋は、スタンダードツインとほぼ同じ広さです。

ロイヤルスイートルームは客室最上階の14階で、熱海港側と初島側にいくつかあります。
2023年7月リニューアルのスーペリアツインの部屋は、館内に2つしかありません。眺望はどちらも初島側で、一つは客室最上階の14階、もう一つは3階です。
窓からの景色(海の迫力・初島ビュー)
オーシャンウイングには、初島側と熱海港側の部屋があり、どちらも海に近く、迫力満点の眺望を楽しめます。朝日の見える部屋と見えない部屋があり、海の美しい景色を存分に堪能できます。

14階のツインルームからの眺望。

海が近く、初島が良く見えます。

下を見ると伊豆半島ジオパークが見えます。部屋からこの景色が見れるのはホテルニューアカオだけ。

もう少し下の階の初島側の景色。

14階の部屋から見る熱海港。小さな灯台付近から花火が上がります。

14階の部屋から熱海港側の見る景色。
バスルーム・アメニティ
バスルームには、必要なものが過不足なく揃ったシンプルで機能的なアメニティが用意されています。2023年7月に改装されたお部屋は、他のスタンダードツインルームと比べて、より清潔感があり、モダンな印象を受けました。

スーペリアツインのバスルームはユニットタイプ。バスアメニティはDHCの製品です。

ヘアブラシと歯ブラシが用意されています。

お茶は緑茶のティーバッグが置かれていました。

冷蔵庫は空の状態で、持ち込み用として自由に使えます。

ポットや金庫、タオル類はコンパクトにまとめられて配置されています。

ケーブル類とヘアドライヤーも完備されています。

お茶請けには、ホテルニューアカオのオリジナルショコラが添えられていました。
アメニティは全体的にシンプルですが、必要なものが揃っていて不便さは感じませんでした。その分、リーズナブルに宿泊できる点が魅力です。
宿泊して感じたこと(使い勝手・景観・アクセス)
改装された部屋はとても清潔で、海が間近に見える点が特に良かったです。また、館内は階段で移動できるため、エレベーター待ちのストレスなく過ごせました。スパリウムニシキまでのアクセスも、ホライゾンウイングよりスムーズで便利に感じました。ブッフェを利用した際には、オーシャンウイングの立地がとても便利で正解でした。
ホライゾンウイングとオーシャンウイングの違いまとめ
項目 | ホライゾンウイング | オーシャンウイング |
---|---|---|
眺望 | 高台からのオーシャンビュー(遠くまで見渡せる) | 海がすぐ目の前(迫力あり・花火も見える) |
客室の広さ | やや広め(30平米以上が中心) | 標準的(25平米前後) |
静けさ | 少人数利用が多く静か | グループ・ファミリー多め |
施設へのアクセス | 駐車場に近い | 階段移動ができ移動がスムーズ |
食事 | 和食・フレンチレストラン | ブッフェスタイル |
改装状況 | - | 2023年7月より順次リニューアル |
おすすめポイント | 落ち着いた雰囲気でゆったり過ごしたい方に | 眺望や価格を重視する方、ファミリーにも◎ |
食事はプランで選ぶことができます。例えば、オーシャンに宿泊しても、フレンチ付きのプランであれば、フレンチレストランの利用になります。

熱海の人気リゾート「ホテルニューアカオ」に宿泊した体験を写真つきで詳しく紹介。客室、温泉、食事、アクセスや花火大会情報も掲載。