冬が旬の「三大蟹」人気ランキング：タラバ・ズワイ・毛がにをふるさと納税で

日本で漁獲される主な蟹の種類

日本で漁獲される主な蟹の種類にはタラバガニ、ズワイガニ、毛がにがあります。

三大ガニの漁獲地と漁獲時期

タラバガニ、ズワイガニ、毛がにの日本国内の漁獲地や旬の時期を紹介します。

• タラバガニ：ズワイガニ、毛がにと比べるともっとも高価な蟹です。タラバガニは11月から2月が旬で、特に12月から1月が最も美味しいとされています。漁獲時期は10月15日から翌年5月15日まで。主な漁獲地は北海道。
• ズワイガニ：タラバガニ、毛がにと比べるともっとも安価な蟹です。11月から3月が旬で、特に1月から2月が最も美味しいとされています。漁獲時期は11月1日から翌年5月31日までです。主な漁獲地域は兵庫県、鳥取県、北海道。
• 毛がに：12月から3月が旬で、特に1月から2月が最も美味しいとされています。漁獲時期は11月6日から翌年3月20日までです。主な漁獲地は北海道。

蟹は冬が最も美味しくいただけます。ただ、資源保全のために漁獲時期が地域によって異なります。

蟹の選び方

蟹は浜ゆで、活蟹、生冷凍で販売されることが多いです。それぞれの特徴と選び方を紹介します。

• 浜ゆで：活きたカニを湯がいたもので、各店独自の茹で加減で仕上げられます。茹で加減が重要で、中には茹ですぎというものも。まずは、甲羅の色が鮮やかでつややかなものを選びます。甲羅に湿り気があり、腹は白くなっています。脚を押しても汁が出ません。
• 生冷凍：生の状態で冷凍保存されています。冷凍されるまでの時間によって鮮度が変わります。甘みが多いのが特徴。
• 活ガニ：動きが活発で鮮度が高いものを選びます。甲羅を指で押してみて硬ければ堅ガニで身が詰まっています。腹は黄ばんでおり、カニの香りがします。

一般的な蟹の選び方として、まず、甲羅が硬いカニを選びます。脱皮直前の「堅がに」が最も美味しいとされ、甲羅の色は薄く、白っぽいです。また、同じサイズでも重い方が身が詰まっています。

※タラバガニはアブラガニに酷似してます。見分け方は甲羅の中央に生えているトゲの数で確認します。タラバガニは6本、アブラガニは4本です。また、脚の先の裏側がタラバガニは赤く、アブラガニは白っぽいです。

蟹の種類による食べ方

それぞれ、美味しい食べ方があります。

• タラバガニ：タラバガニは太くしっかりとした足にたっぷりとボリューム感のある身が詰まっています。食べ応えがあり、淡白な味わいです。蒸し蟹や鍋で食べます。
• ズワイガニ：身は甘みが強く、味わいも濃厚です。刺身やしゃぶしゃぶ、焼きガニなどで食べます。蟹味噌も美味しいです。
• 毛がに：身は甘みが強く、繊維質でほぐれやすいです。蒸すか茹でて食べるのが基本で、三杯酢で食べる人も多いです。

まとめると、鍋にする場合はタラバガニやズワイガニ。刺身はズワイガニ。蟹味噌は、ズワイガニや毛ガニです。

蟹の加工状態による食べ方

また、蟹が浜ゆでか、活蟹、生冷凍で食べ方が違ってきます。

• 浜ゆで：基本的にそのまま食べるのが一番美味しいです。お好みでレモンやポン酢、三杯酢でいただきます。
• 活蟹：活蟹には寄生虫がいる可能性があるので、新鮮なものをしっかりと締めてから刺身にする必要があります。手間がかかるため、茹でるか蒸してレモンやポン酢などでいただくのがおすすめです。
• 生冷凍：流水で7割ほど解凍して、蟹しゃぶや鍋でいただくのが美味しいです。刺身では食べられません。