ふるさと納税:サイト比較と返礼品選び方ガイド

数ある「ふるさと納税サイト」の中からおすすめのサイトを比較して紹介してます。また、返礼品も選びきれない数が登録されていますが、評価件数が多く、さらに高評価の人気の返礼品を紹介します。昨年度の寄付の受取り件数が多かった10の自治体も一覧にして紹介してます。返礼品選びの参考になればと思います。

ふるさと納税のサイトの選び方

選び方のポイント

  • 特典・キャンペーン
  • 取り扱い自治体
  • 独自の返礼品
  • 決済方法

サイト選びのポイントは、そのサイトの特典や、キャンペーン、取り扱う自治体、他には扱っていない返礼品などがあります。

特典は、例えば、楽天ポイントや、ポンタポイントが付与されたり、Amazonギフトが還元されたりなど様々です。

キャンペーンは、不定期で行われますが、例えば、Amazonギフトカードが通常、返礼品の10%のところ、祈願限定で12%になるなど。また、サイトによって、上限額がなかったりするのでかなりお得になります。

このように、よく利用するポイントや応援したい自治体、キャンペーンがあれば、利用サイトも絞られてきます。



ふるさと納税サイトの特典

一例として、ふるさと納税サイトの特典を紹介します。

楽天ポイントが付与される

楽天市場でふるさと納税を購入すると、楽天ポイントが付与されます。0と5のつく日に楽天カードで決済すると、ポイントが5倍になるキャンペーンを行ってます。楽天ポイントは、通常のお買い物に使えるので、使い勝手がよく人気があります。

ポインタポイントがもらえる

au PAY ふるさと納税では、ポインタポイントが付与されます。ポンタポイントはふるさと納税の返礼品以外のお買い物でも利用できます。また、auユーザー以外の利用も可能です。auスマートパスプレミアム(有料会員)だと、1,000円の買い物をすると、翌月にポンタポイントが1.5倍で交換できる特典もあります。(上限は2000ポイントのため1,000円お得になります:2023年9月時点)

TOKYU POINTが貯まる・使える

TOKYU POINTが貯まる、使えるふるさと納税サイトは、東急グループが運営する「ふるさとパレット」だけです。東急沿線の利用で貯まったTOKYU POINTをふるさと納税で利用でき、お得です。

Amazonギフト還元

Amazonギフトを特典として用意するサイトはいくつかあります。それぞれ、キャンペーン期間のみだったり、付与率が5%~12%など、条件が様々です。事前に告知してくれるサイトもありますので、ユーザー登録をして情報をキャッチできるようにしておくと便利です。次の3つのサイトがAmazonギフトを付与してます。

取り扱い自治体について

当ページで紹介しているふるさと納税のサイトの中でもっとも多く自治体を取り扱っているのは「楽天市場」です。「楽天市場」で公表されている自治体数は1600(2023年8月時点)。その次に取り扱いが多いのは「au PAY ふるさと納税」です。約1500自治体の取り扱いがあると公表されてます。(2023年8月時点)。

取り扱い自治体が多いと、それだけ選択肢が増えます。ただ、「楽天市場」で取り扱っていない自治体を他のふるさと納税サイトで取り扱っていることもあります。『応援したい自治体』がある場合は、自治体に問い合わせて、どこで寄付ができるのか確認することをお勧めします。

令和4年の受取件数が多かった自治体を扱うサイト

令和4年の受取件数が多かった自治体20が総務省から公表されています。ここでは、そのTOP10をサイトが扱っているかどうか紹介します。

団体名受入件数主な返礼品au東急ふるさと本舗ふるラボマイナビ楽天
北海道紋別市1,289,418ホタテ
宮崎県都城市1,004,337鶏肉××
北海道白糠町926,034いくら
大阪府泉佐野市923,581熟成牛
佐賀県上峰町898,015うなぎ××
北海道根室市829,461海鮮××××
福岡県飯塚市780,190ハンバーグ×
福井県敦賀市501,071海鮮××××
北海道別海町478,927ホタテ
静岡県焼津市475,221ネギトロ・ツナ缶××

△は調べた際(2023年8月31日)自治体を扱ってますが、取扱件数が1件のみでした。今後増える可能性があります。

独自の返礼品を取り扱うふるさと納税サイト

独自の返礼品を取り扱うふるさと納税サイトもあります。

鉄道好きに・ももいろクローバーZファンに

東急グループが運営する、ふるさと納税サイト「ふるさとパレット」では、東急グループならではの返礼品や自治体と共同開発した返礼品を取り扱ってます。例えば次のような商品があります。

テレビで紹介されたあの商品!

テレビ朝日が運営するふるさと納税サイト「ふるラボ」では、テレビで紹介した商品をオリジナル限定の返礼品として寄付を募ってます。このサイトでしか手に入らない逸品です。例えば次のような商品があります。

ふるさと納税サイトの決済方法

ふるさと納税サイトによって決済方法が違います。好きな決済方法があることもサイト選びでは重要です。(2023年9月1日時点の情報をもとにしてます。)

クレジットカード決済以外にも決済方法があるサイトを紹介します。

au PAY ふるさと納税

クレジットカード決済以外以外に「au PAY カード」「au PAYカード 残高」「auかんたん決済」「ポンタポイント」が利用できます。

東急グループ「ふるさとパレット」

PayPay、LINE Pay、TOKYU POINTが利用できます。

ふるさと本舗

「PayPay残高決済」が一部の自治体で利用できます。

楽天市場

楽天市場では、約1600の自治体がありますが、各自治体で決済方法が異なります。例えば、大阪府泉佐野市では、クレジットカード決済以外に、銀行振込とApple Payが使えます。

ふるさと納税の注意点

ふるさと納税の寄付金が上限を超過すると?

ふるさと納税で寄付できる金額は、所得に対して上限額が決まってます。上限額を超過した場合は、その金額が寄付金控除という扱いになります。つまり、上限額が5万円で6万円のふるさと納税を寄付したとすると、5万円のふるさと納税と1万円の寄付をしたことになります。

5万円はいずれにせよ、住民税として払う必要のあるものだったので、ふるさと納税として寄付して、約3割の返礼品を受取ることができお得でした。でも超過分の1万円は、約3割の返礼品(3千円相当の品)を1万円で購入したことになります。

寄付金のシュミレーター

ふるさと納税サイトなどにある寄付金のシュミレーターは、ごく簡易的なもので、次に当てはまる場合は、詳細な計算が必要になります。

  • 医療費控除がある
  • 扶養が増えた
  • 小規模企業共済等掛金控除がある(iDeCoなど)
  • 今年住宅ローンを始めた
  • 新たに地震保険や生命保険に加入した

上記の他にも障害者控除や住宅を取得して控除の条件に合うなどの場合、ふるさと納税の上限額が変わってきます。

詳細なシュミレーター

前年とは人数やお金の流れが違う場合、詳細なシュミレーションが必要になります。この場合、ふるさと納税サイトにあるシュミレーターでは対応できません。一つの方法ですが、確定申告書を作ってみるのが確実だと考えます。国税庁の確定申告書等作成コーナーでは、申告書の作成方法などが紹介されています。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kakutei.htm

人気の返礼品

どのサイトの返礼品も人気の傾向があります。特に日用品、年末にかけて需要が見込まれるもの。例えば「おせち」や冬が旬の「蟹」など。日用品では、「お米」や「トイレットペーパー」が人気を集めています。

近年、特に人気が高いのが、「訳あり」の返礼品です。もともと寄付額の3割程度の商品がいただけるのですが、「訳あり」品ということで、通常よりもさらにお得にいただけるとあって人気です。

また、あとから選べる返礼品、定期配布型の返礼品も人気です。

当サイトでは、人気の返礼品の中で特に評価の高い返礼品を紹介してます。

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